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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=1973
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最終更新日 2019/02/07 |
FAQ_ID:1973 |
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SSL Adapter
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「i-FILTER」HTTPSページブロック時の警告画面からブロック解除をした際に、トップページに移動されたり、ページが表示されなくなる場合があるのはなぜですか
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対応バージョン:i-FILTER Ver.9 Ver.10
対応OS:すべてのOS
下記に該当した場合、リクエストURLのディレクトリ部分が暗号化されるため、
ブロック解除ボタンにURLのホスト部分のみ設定される仕様により、意図しない
動作になる場合があります。
・「SSL Adapter」が無効の場合
・「SSL Adapter」が有効だが、SSLデコードの対象外になっている場合
<解決方法>
該当URLに再度アクセスすることで目的のページが閲覧可能です。
<解説>
クライアントがディレクトリ部分を含むHTTPSページへのリクエストを送信してから
ブロック解除が行われるまでの通信シーケンスを以下に解説します。
■サンプルサイトの設定
**********************************************************************
・Webサーバ「www.example.co.jp」は、ファイルアップロードサービスを実施するHTTPSサイト
・トップページのURL
https://www.example.co.jp/
・ファイルアップロードページのURL
https://www.example.co.jp/fileup/index.html
**********************************************************************
■通信シーケンス図
■通信シーケンスの説明
(1) クライアントが[https://www.example.co.jp/fileup/index.html]にリクエストを送信
※「i-FILTER」へのリクエスト内容[CONNECT www.example.co.jp:443]
(2) 「i-FILTER」はリクエスト内容から「www.example.co.jp」をブロック(警告)対象と判定
(3) ブロック画面をクライアントにレスポンス。「i-FILTER」は暗号化された
ディレクトリ部分(fileup/index.html)を認識できないため、
表示ボタンをクリックした場合、[https://www.example.co.jp/]に
リクエストを送信するよう設定
(4) ユーザーが警告ボタンをクリックすることで、クライアントは
[https://www.example.co.jp/]にリクエストを送信
「i-FILTER」へのリクエスト内容[CONNECT www.example.co.jp:443]
(5) 「i-FILTER」は、[www.example.co.jp]への通信を"ブロック解除中"と判定
(6) [www.example.co.jp:443]に対しリクエストを送信
(7) 「i-FILTER」に[https://www.example.co.jp/]からのレスポンスを送信
(8) クライアントに[https://www.example.co.jp/]からのレスポンスを送信
■想定される問題
Webサーバのルートディレクトリ(https://www.example.co.jp/)にコンテンツが
存在しない場合や、アクセス許可がない場合、通信シーケンス(6) のタイミングで
Webサーバはエラーレスポンスを「i-FILTER」経由で返すため、ブラウザには
接続エラーが表示される場合があります。
このような場合は、再度[https://www.example.co.jp/fileup/index.html]への
リクエストが必要となります。
(ブロック解除中のため警告画面は表示されません。)
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