対応バージョン: m-FILTER Ver.4
対応OS: すべてのOS
「m-FILTER」Ver.5をご利用の場合は、下記FAQページを参照してください。
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3739
以下手順にて実施可能です。
※サーバーリプレース時にはメール流通を止めたうえで作業いただくようお願いいたします。
■事前作業
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(1) 新規サーバーへの「m-FILTER」インストールと再アクティベーションを実施
「m-FILTER」は、一台のサーバにつき、ひとつのシリアルのみ登録が可能ですので
再アクティベーション作業を実施してください。
再アクティベーション方法については以下FAQページを参照ください。
▽「m-FILTER」「再アクティベーション」とはどのような作業でしょうか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2577
再アクティベーション申請後、新規サーバーの管理画面にアクセスし、
ユーザー登録まで実施ください。(旧サーバーの設定を移行するため、
初期設定ウィザードの実施は不要です)
また、現行サーバーと同一のバージョンの「m-FILTER」を移行先の新規サーバーへ
インストールしてください。
※Ver.x.xxRxx という数値が全て一致するものをインストールしてください。
※インストーラーをお持ちでない場合は弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
(2) 旧サーバーのデータ保存パスを確認
管理画面にログインし、[オプション]項目に設定されている
各種データ保存パスを控えます。
▽フィルター
・[m-FILTER 認証 独自認証オプション 認証ファイル名]
・[メール保存先]
・[検索ディレクトリ]
・[レポート レポートデータ管理 レポートデータ保存先]
▽バックアップ・リストア
・[データ( バックアップ) 各種設定]
■リプレース作業
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(1) 新規サーバー「m-FILTER」のサービスを停止
(2)旧サーバー「m-FILTER」のサービスを停止
(3) 旧サーバー「m-FILTER」の各種データをコピー
「【事前作業】2.」で控えたディレクトリを新サーバーにコピーします。
「絶対パス」で記述されているパスがあれば新規サーバーに同じパスで
ディレクトリを作成後にコピーしてください。
「絶対パス」で記述されていない場合、インストールディレクトリを
基準とする「相対パス」(デフォルト設定)となります。
※ 絶対パス記述・・・ 「C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\data\save」
※ 相対パス記述・・・ 「data/save」
インストールディレクトリはOSやバージョンによって以下のように
異なります。
※これらはデフォルトインストールパスです。Windows版は変更可能なので適宜ご確認ください。
▽Linux版
「Ver.3」/usr/local/mfilter3/
「Ver.4」/usr/local/mfilter4/
▽Windows版(64bitOS・32bit版「m-FILTER」)
「Ver.3」C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.3\
「Ver.4」C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
▽Windows版(64bitOS・64bit版「m-FILTER」)
「Ver.4」C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
▽Windows版(32bitOS)
「Ver.3」C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.3\
「Ver.4」C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
(4) 旧サーバー「m-FILTER」のメールキューをコピー
処理中のメールデータが保存されたキューディレクトリを新規サーバーに
コピーします。
キューディレクトリは、各バージョン共通で以下のディレクトリとなります。
<「m-FILTER」インストールディレクトリ/queue/
(5)旧サーバー「m-FILTER」の設定ファイルをコピー
旧サーバー「m-FILTER」の設定ファイルを新規サーバーのインストールディレクトリにコピーします。
▽コピー元(旧サーバー)
<「m-FILTER」インストールディレクトリ/conf/
▽コピー先(新規サーバー)
<「m-FILTER」インストールディレクトリ/conf/
※ confフォルダ一式を置き換えてください(元のディレクトリ名をconf_bak等に別名へ変更するなどして
上書きしないようにご注意ください)。
(6) 新規サーバー「m-FILTER」のサービスを開始
OSのサービスメニュー(Windows)やコマンドライン(Linux)にて「m-FILTER」のサービスを起動してください。