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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3766
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最終更新日 2021/07/20 |
FAQ_ID:3766 |
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「D-SPA」『established is~』と記載されたサーバーエラーメッセージがあるのですが、対策は必要ですか
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対応バージョン: D-SPA Ver.3 Ver.4
Web閲覧が「遅延」や「閲覧不可」となっている場合は対策が必要です。
「D-SPA」管理画面内の[サーバー設定 / 監視設定 / リソース監視設定]にて
「ネットワーク接続数/established値」内の「Warning/Critical」項目に設定された
「監視閾値」を超過した際に出力、通知されるメッセージです。
以下のようなメッセージが記録されます。
------------------
WARNINGs: established is 910.66 (outside range [:900]).
CRITICALs: established is 1095.04 (outside range [:1000]).
------------------
「D-SPA」では以下のような「TCPセッション数の合計」を監視しています。
①「D-SPA」 <-> 上位間
②クライアント <-> 「D-SPA」間
「D-SPA」では「②クライアント <-> 「D-SPA」間」にて処理可能な
クライアントからの同時接続数(スレッド数)上限があり、こちらの上限を超過しますと
クライアント側で「遅延」「閲覧不可」といった事象が発生します。
スレッド数上限についてはご利用の機器により異なります。
以下管理画面もしくは「仕様・スペック」サイトでスレッド数の上限を確認できます。
【Ver.3】[システム設定 / システムパラメーター設定 / システム機能設定]
【Ver.4】[システム / システムパラメーター / 機能設定]
「仕様・スペック」
https://www.daj.jp/bs/dspa/spec/#a01
https://www.daj.jp/bs/dspa/old/spec/
「全確立済みセッション数 ÷ 2」が正確なスレッド数になるわけではありませんが、
established値がスレッド数上限の「2倍以上」で推移している場合、
スレッド数枯渇にて「遅延」「閲覧不可」などの事象が発生する可能性が高くなります。
■スレッド数の枯渇に対する対策について
「D-SPA」では、スレッド数上限について変更することができませんので、
恒常的にスレッド数が枯渇している場合、下記のような対策が必要となります。
・Windows UpdateやWebアプリケーションによる通信など、
フィルタリングや ロギングの必要がない通信をプロキシ通信から除外する。
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