対応バージョン: m-FILTER Ver.4 Ver.5
対応OS: すべてのOS
LDAPサーバー側のユーザー情報に日本語等マルチバイト文字列が含まれる場合、文字コードの
不整合により文字化けが発生し正常に表示されないことがあります。
このような場合、以下の方法で正しい文字コードで表示されるよう設定してください。
■Ver.4.40R01以降、Ver.5をご利用の場合
「m-FILTER」では、LDAPサーバーとの送受信時に使用する文字コードがShift_JIS
であることを前提で取り扱っています。
しかし、「m-FILTER」が動作するOSとLDAPサーバーの種類、LDAPバージョンにより、
LDAPサーバーから送信されるデータの文字コードがUTF-8となる場合があります。
この場合、「m-FILTER」は正しく文字データを解釈することができなくなり、
マルチバイト文字を正しく扱うことができず、グループ判定やルール判定などが
意図したとおり行われなくなることがあります。
下記のように設定を行うことで正しく文字データを扱うことができるようになります。
1. [インストールディレクトリ]/conf/mf_eweb.defをエディタで開く
2. 「LDAP_OU_CONVERT_SJIS_TO_UTF8=OFF」を追記する
3. 「m-FILTER」の再起動を実施する
※LDAPサーバーから送信されるデータの文字コードがUTF-8となる場合の例
LDAPサーバー名 |
「m-FILTER」のOS |
LDAPバージョン |
Active Directory |
Linux |
バージョン3 |
OpenLDAP |
Windows |
バージョン2 ※BINDが有効の場合 |
Linux |
バージョン2、バージョン3 |
■Ver.4.30R02以前のバージョンをご利用の場合
日本語などのマルチバイト文字列に対応していません。
LDAPのマルチバイト文字を使用する際は、「m-FILTER」Ver.4.40R01以降のバージョンを利用
してください。
▼参考FAQ
「m-FILTER」 LDAPのマルチバイト文字を使用する際に注意する点はありますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3262