対応バージョン: m-FILTER Ver.5
対応OS: すべてのOS
可能です。
■「m-FILTER」Ver.5.40R01以降をご利用の場合
特別な設定は必要ありません。
マクロつき「doc」「xls」ファイルが存在した場合、無条件で隔離アクションを実行します。
※もし機能しない場合は、「偽装メール対策機能」が有効か、および
添付ファイル偽装判定で「ファイル内にマクロがある」が有効か
について確認してください。(どちらもデフォルト有効です)
※特定の差出人のみ強制隔離の対象外にしたい場合
「m-FILTER」Ver.5.52R01 より、管理者がホワイトリストへ登録することで
強制隔離を回避できますので、旧バージョンをご利用の場合は「m-FILTER」をアップデート後、
ホワイトリストへの登録を行ってください。
(手動でのホワイトリスト登録が必要です。ホワイトリスト(配信)に該当した場合は強制隔離されます。)
■「m-FILTER」Ver.5.00R01~Ver.5.31R01をご利用の場合
フィルタールールのサブアクションで、「添付ファイルのマクロを除去する」を有効にしてください。
フィルタールールの作成においては、
・フィルター条件で対象を「xls」「doc」ファイルに限定する
・マクロ除去した旨の説明を、メール本文に追記する
といったことも合わせて検討してください。
▽設定例
ルール名 |
マクロつき「xls」「doc」ファイルへの制限 |
組み合わせ |
OR判定 |
フィルター条件 |
【対象】 添付ファイル(ファイルタイプ)
【内容】 添付ファイルの拡張子にxlsが1回以上完全一致した
【対象】 添付ファイル(ファイルタイプ)
【内容】 添付ファイルの拡張子にdocが1回以上完全一致した |
フィルターアクション |
該当時アクション |
送信
※テストモード無効 |
サブアクション |
[〆] 添付ファイルのマクロを除去する
[〆] 本文に文章を追加する
※[先頭に追加]を選択
※文言の追加例
「マルウエアの可能性があるため、添付ファイルからマクロを除去しました」 |
なお、「m-FILTER」の
バージョンによってマクロ除去の動作が異なるため注意してください。
▼Ver.5.30R01~
添付ファイルからマクロを除去します。
▼Ver.5.10R01~Ver.5.20R04
マクロ有無判定を行い、マクロが含まれる場合は添付ファイルを削除します。
▼Ver.5.00R01~Ver.5.01R02
マクロ判定不可ファイルとなり、管理画面の[オプション > メール無害化 > マクロ除去動作]で
---------------------
判定不可ファイル
└ [ ]マクロの有無を判定できないファイルを削除する
---------------------
にチェックが入っている場合に、添付ファイルを削除します。
▽参考FAQ
「m-FILTER」メール無害化機能で「添付ファイルのマクロを除去する」有効時の動作、対象ファイルを教えてください
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4102