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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4663
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最終更新日 2020/03/19 |
FAQ_ID:4663 |
Business >
i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter >
トラブルシューティング
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「i-FILTER」『Ver.9.30R04以前』サーバーパフォーマンス関連の調査に必要な情報一覧
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対応バージョン: i-FILTER Ver.9.00R01~Ver.9.30R04
対応OS: すべてのOS
【本FAQ対象のトラブル】
■ i-FILTER 稼動時にサーバーパフォーマンスが低下する
■ i-FILTER 関連のプロセスが頻繁にダウンする
■ i-FILTER 関連のプロセスが無応答になる
上記問題について、弊社調査をご依頼いただく場合、お手数ですが以下の情報をご提供ください。
【取得情報】
※ <インストールディレクトリ>のデフォルトは以下になります。変更されている場合は
適宜読み換えください。
【Windows】C:\Program Files\Digital Arts\i-FILTER Proxy Server Ver.9
【Linux】/usr/local/ifilter9
(1)設定ファイル
<インストールディレクトリ>/conf/ ディレクトリ一式
※ 環境によっては「<インストールディレクトリ>/conf/certs/」(SSL代理証明書キャッシュ)の
サイズが大きくなっている場合があります。HTTPS通信と関連のない調査ではこの
ディレクトリは不要です。
(2)各種プロセスログファイル
<インストールディレクトリ>/logs/ 内の下記ファイル
proxy.log****
history.log
listen.log
eweb.log
run.log
dl.log
dweb.log
cache.log
※ 「****」はシングルプロセス構成の場合「0000」のみとなります。 マルチプロセス構成の
場合、最大で「0000~0003」まであります。
(3)アクセスログファイル
<インストールディレクトリ>/logs/access.log**** (当日ログ)
<インストールディレクトリ>/logs/YYYYMMDD_access.log**** (バックアップログ)
バックアップログのファイル名に記載されている日時は"ローテートを実施した日付"となります。
アクセスログの内容をご確認の上、現象再現時のログをご提供ください。
[例]
「AM:500 ローテート設定(初期値)」の場合
20120515_access.log0000→5月14日5時00分~5月15日5時00分
20120516_access.log0000→5月15日5時00分~5月16日5時00分
※ ファイルサイズが大きい場合には、現象再現時間の前後をコピーしてご提供ください。
※ 「****」はシングルプロセス構成の場合「0000」のみとなります。マルチプロセス構成の場合、
最大で「0000~0003」までございます。
(4)サーバー情報
<Linux版>
■ 現象発生時
# df -k > df_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ls -alR /usr/local/if* --time-style=long-iso > ls_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# netstat -anp > netstat_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ps -aux > ps_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# top -b -n 1 > top_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# free -m > free_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
■ 現象発生時もしくは発生後
# ifconfig -a > ifconfig_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# uname -a > uname_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# rpm -qa > rpm_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# cat /etc/fstab > fstab.txt
# cat /proc/cpuinfo > cpu.txt
# cat /proc/meminfo > mem.txt
# cat /proc/version > ver.txt
# cat /etc/redhat-release > redhat.txt
/var/log/messages (※出力先を変更している場合は変更後のログ)
<Windows版>
■ 現象発生時
・システム情報
1. [スタート > ファイル名を指定して実行] にて「msinfo32」と入力。
2. msinfo32 起動後、[ファイル]->[上書き保存] を選択して下さい。
・コマンド結果
現象発生時にコマンドプロンプトにて出力されたファイルをご提供ください。
# netstat -ano > netstat.txt
■ 現象発生時もしくは発生後
・イベントログの取得
1. [スタート > 管理ツール > イベント ビューア] を選択 。
2. [Windows ログ]の左側にある+印をクリックし、展開後に表示される
「アプリケーション」を選択。
3. [アプリケーション]を右クリックし後、 [すべてのイベントを名前をつけて保存]を
選択し任意の名前で保存。
4. [表示情報]のダイアログが表示後、 [これらの言語についての表示情報] を選択し、
[日本語(日本)]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリック。
5. [セキュリティ] [システム] も同様の手順で保存。
(5)シリアル番号
管理画面よりご利用のシリアル番号が確認可能です。
<管理画面>
[トップ > システム設定 > ユーザー登録・確認]
※ ルート管理者(初期設定「root/password」)によるログインが必要です
(6)ネットワーク構成図
クライアントからサーバーまでの通信経路やi-FILTERと関連のあるネットワーク機器の構成図を
ご提供ください。また、各機器のIPアドレスをお知らせください。
[例]
[Internet]
↓ ↑
[ルーター] ⇔ [上位プロキシサーバ(192.168.1.10)]
↓ ↑
[「i-FILTER」(192.168.0.20)]
↓ ↑
[クライアント(192.168.0.100)]
(7)コアダンプ/メモリダンプファイル
プロセスのクラッシュ(不正終了)やデッドロック(無応答)等、
サーバーパフォーマンス不調時の「i-FILTER」のメモリ状態を確認する場合にご取得ください。
<参考FAQ:メモリダンプやコアダンプを取得する方法>
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2829
(8)確認事項
以下の情報をお知らせください。
・ 現象が発生した時刻
・ 現象再現頻度
・ 事象発生前に正常動作が確認された日時
・ 考えられる現象のトリガー(問題が発生した際の操作や処理等、考えられるものがありましたらお願いします)
・ 現象再現手順(発生条件等があればお知らせください)
・ 現象発生前に設定変更等を行った場合にはその作業内容
・ 現象回避のために実施した作業(サービス再起動等)とその結果
・ その他、お客様にて取得されたログやスクリーンショット、ハードウェアベンダー様の
解析結果等があればご提供ください。
・CPUやメモリ高騰という事象の場合は、具体的にどのプロセスがどの程度リソースを
使用しているか、ということが確認可能な情報を採取してください。
・ その他、お気づきの点がございましたらお知らせください
発生事象および、ファイル送付手順につきまして「サポート問い合わせフォーム」か、お電話にて
ファイルサイズをご相談ください。ファイルサイズが大きい場合には、弊社契約の
オンラインストレージサービスのご案内も可能です。
※発生事象により追加情報をいただく場合もございますが、あらかじめご了承ください。
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