対応バージョン: i-FILTER Ver.9 / Ver.10
対応OS: すべてのOS
.office.com(部分一致) を「SSLデコードの対象外にする」または「ヘッダーコントローラーの除外設定を行う」の
いずれかの対応を行うことで改善するか確認してください。
参考FAQ:
▽「i-FILTER」『SSLデコード除外ホスト』や『SSLデコード対象グループ』はどのように設定すればよいですか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3223
▽「i-FILTER」 『ヘッダーコントローラー設定』にデフォルトで設定されている内容と除外方法を教えてください
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2827
発生原因として、.office.com が「Accept-Encoding:identity」ヘッダーを受け付けない仕様となっていることが
考えられます。
ブラウザー表示例:
参考)「ヘッダーコントローラー設定」による設定変更例
■対応方法
[1] [ルールセット / ルールパーツ / 識別名リスト]画面で、識別名リストを新規に作成し
「.office.com」「.office365.com」「outlook.live.com」を登録
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-----------
識別名:.office.com
タイプ:アクセス先(DST)
形式:部分一致
-----------
識別名:.office365.com
タイプ:アクセス先(DST)
形式:部分一致
-----------
識別名:outlook.live.com
タイプ:アクセス先(DST)
形式:部分一致
-----------
================================
※本FAQの設定例では、リストの設定名を「office.com」としています。
[2] [システム / ヘッダーコントローラー]画面で、[1]で登録したホストへのアクセス時に
"Accept-Encoding: identity"を"付加しない"設定を追加
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タイプ:リクエストヘッダー操作
対象:Accept-Encoding
動作/値:変更
条件:Accept-Encoding制御用ACL &
!office.com
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※office.comが[1]で作成したルールパーツです。
逆条件にしてください。逆条件にすると"!"が表示されます。