対応バージョン： m-FILTER Ver.4 / Ver.5
対応OS： すべてのOS

Microsoft Outlookでのメール送信の際にメールが「リッチテキスト形式」の場合に
添付ファイルが「winmail.dat」となりますが、「TNEF設定」はその添付ファイルデータを
winmail.datから展開したものに置き換え、それをメールデータとして扱う機能です。

「m-FILTER」管理画面の以下2か所に設定があります。
・[オプション > SMTPサーバー]
・[オプション > 保存メール]




リッチテキスト形式(winmail.dat)のファイル内容を解析し、本来の添付ファイルである
Word・Excelなどのファイルをパスワードロック判定などフィルタールールの対象としたい場合は、
[オプション > SMTPサーバー] のTNEF設定を ON にしてください。
このとき、添付ファイルをwinmail.datから展開した状態のままアーカイブ(保存)も行われるため、
[オプション > 保存メール]側のTNEF設定は ON/OFF にかかわらずONの状態と同等になります。

一方、Word・Excelなどの添付ファイルをパスワードロック判定などフィルタールールの対象とせずに、
アーカイブ(保存)時のみにwinmail.datから展開した状態としたい場合は、[オプション > 保存メール] のTNEF設定を
ON にしてください。

		[オプション > 保存メール] のTNEF設定
		OFF(初期値)	ON
[オプション >      SMTPサーバー] のTNEF設定	OFF(初期値)	添付ファイルのルール判定時、winmail.dat を添付ファイルとして扱います。 また、winmail.dat が添付された状態でアーカイブ(保存)が行われます。	添付ファイルのルール判定時には winmail.dat を展開しませんが、 アーカイブ(保存)時には winmail.dat を展開し、本来の添付ファイルが確認できる状態になります。
	ON	winmail.dat を展開し、本来の添付ファイルをパスワードロック判定などフィルタールールの対象とします。 また、その展開された状態（本来の添付ファイルが確認できる状態）でアーカイブ(保存)も行われます。

TNEF設定については、以下の関連FAQもご参照ください。

▽「m-FILTER」 Outlookから受信したメールが『winmail.dat』という添付ファイル付きのメールに変わってしまう場合があるのはなぜですか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=152

▽「m-FILTER」添付ファイルに関するフィルタールールについて、HTML形式やOutlookのリッチテキスト形式(winmail.dat)の場合も判定可能ですか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3880

▽「m-FILTER」TNEF設定を有効にする場合のメリット・デメリットを教えてください
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4309