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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=7040
  FAQ_ID:7040
Business > m-FILTER@Cloud > メールフィルタリング
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5 > メールフィルタリング(ルール)
 
「m-FILTER」『ヘッダーを追加』を使用する際に注意すべきことはありますか

「ヘッダーを追加」では任意のヘッダーを追加可能ですが、状況によっては
RFC 5322違反になり、宛先からメール送信が拒否される場合があります。

RFC 5322の「3.6. Field Definitions」において、以下ヘッダーは最大でも
1行であると定められています。

・orig-date
・from
・sender
・reply-to
・to
・cc
・bcc
・message-id
・in-reply-to
・references
・subject

元メールに上記ヘッダーがある場合に「ヘッダーを追加」から同じヘッダーを
追加するとRFC 5322違反になります。

上記については、以下のようにルールを作成することで回避が可能です。
ここではccヘッダーに任意の宛先を追加することを想定して記載します。

■ルール1つ目

<フィルター条件>
 【対象】 ヘッダー(ヘッダーの個数)
 【内容】 ccが1個以上見つかった

 

<該当時アクション>
 ○アクション:任意(送信/保留/削除/リレー)

 ○サブアクション
 ヘッダーを変更
 cc:%HEADER_CC%,hogehoge@daj.local

 Bccに追加
 指定アドレス
 hogehoge@daj.local

 

<非該当時アクション>
 ○アクション:次のルールへ

 ※「ヘッダーを変更」では %HEADER_CC% という置換文字列により元メールccヘッダーの
  宛先を指定することができます。,(半角カンマ)の後に追加したいメールアドレスを記載します。

 ※使用可能な置換文字列は以下FAQを確認してください。
  ▼FAQ:「m-FILTER」『ヘッダーを変更』『ヘッダーを追加』で使用可能な置換文字列を教えてください
  https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3891

 既にccがあるメールに対してはこのように「ヘッダーを変更」することで、ccヘッダー行が
 2行にならないため、RFC 5322違反になることを回避できます。

■ルール2つ目

<フィルター条件>
 【対象】 ヘッダー(ヘッダーの個数)
 【内容】 ccが1個以上見つからない

 

<該当時アクション>
 ○アクション:任意(送信/保留/削除/リレー)

 ○サブアクション
 ヘッダーを追加
 cc:hogehoge@daj.local

 Bccに追加
 指定アドレス
 hogehoge@daj.local

 

 ※ccがないメールに対しては「ヘッダーを追加」する必要があります。
  「ヘッダーを追加」で"cc:%HEADER_CC%,hogehoge@daj.local"を適用すると、
  最終的にccヘッダーが",hogehoge@daj.local"という、半角カンマからはじまる形式となり
  RFC 5322違反となります。


 

 
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