対応OS: すべてのOS
Ver.4 または Ver.5.82R02 までのバージョンをご利用の場合、
「m-FILTER」は前段からのSIZEパラメーターを加工せずにそのまま後段へ送信する仕様のため、
「m-FILTER」の各処理によって実際にはサイズが小さくなっていても、元のメールサイズとして
配送先のメールサーバーがが認識し、サイズ超過としてエラーになることがあります。
「m-FILTER」を
最新バージョンにアップデートしてください。
「m-FILTER」Ver.5.83R01 以降では、後段MTAに送信するSIZEパラメータの値について
実際に送信するメールサイズを送信するよう修正されています。
もし、すぐに最新バージョンへのアップデートができない場合は、以下の方法で
『メール送信時にSIZEパラメーターを使用しない』設定を行ってください。
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「m-FILTER」Ver.5.54R01 ~ Ver.5.82R02 をご利用の場合
以下の設定を行ってください。
設定手順
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[1]m-FILTERのサービスを停止してください。
[2]以下の各ファイルをテキストエディタ等で開いてください。
対象ファイル
<m-FILTERインストールディレクトリ>\conf\mf_smtp.def
[3]以下の行を追加してください。
-----
SIZE_ENABLE = OFF
-----
[4]ファイルを上書き保存し、m-FILTERのサービスを起動してください。
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「m-FILTER」Ver.4、Ver.5.00R01~Ver.5.53R02 をご利用の場合
以下の設定を行ってください。
設定手順
===================================
[1]m-FILTERのサービスを停止してください。
[2]以下の各ファイルをテキストエディタ等で開いてください。
対象ファイル
<m-FILTERインストールディレクトリ>\resource\jp\message_ehlo.dat
<m-FILTERインストールディレクトリ>\resource\en\message_ehlo.dat
[3]各ファイルの内容を、以下のとおり編集してください。
---修正前---
250-%s
250-STARTTLS
250-SIZE 0
250-8BITMIME
250 AUTH LOGIN PLAIN CRAM-MD5
------------
↓
---修正後---
250-%s
250-STARTTLS
250-8BITMIME
250 AUTH LOGIN PLAIN CRAM-MD5
------------
[4]ファイルを上書き保存し、m-FILTERのサービスを起動してください。
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注意点
上記の resource ディレクトリ以下のファイルにつきましては、
今後「m-FILTER」のアップデートを行われますとファイルが上書きされ、
デフォルト値に戻ってしまう可能性がございます。
今後「m-FILTER」のアップデートを行われた場合は、再度上記の
各ファイルをご確認いただき、もしもデフォルト値に戻っている場合は
再度編集を実施してください。