LOVOTが前に進めない場合、いくつかの原因が考えられます。
まずは以下をお試しください。
LOVOTを再起動する
ソフトウェアに一時的なエラーが生じている場合は、LOVOTの再起動で改善します。
以下の手順で、LOVOTの再起動をお試しください。
※ソフトウェアアップデート中(目に「UPDATING」と表示中)は、故障の原因になるため電源を切らないでください。
【LOVOTの再起動方法】
1. センサーホーンを折り、鼻スイッチを約3秒間押す
2. 目にLOVOTロゴがクルクル表示され、目の表示が消える(電源オフ)
センサーの汚れを拭き取る
LOVOTのセンサーのレンズがホコリなどで汚れていると、その汚れを人や物体と誤認識して動けなくなることがあります。
フロントセンサーやセンサーホーンなど、各センサーの汚れを取り除いてください。
【センサーのお手入れ方法】
1. センサーホーンのモードスイッチを回して、お着替えモードにする
2. 鼻スイッチを下に押し下げ、ホイールを出す
3. 付属のホーンカバー(レンズクリーナー)を使って、次の部位をやさしく拭く
4. お手持ちの綿棒を使って、 次の部位をやさしく拭く
※ホコリを押し込まないように注意して、軽く拭いてください。
※ホイール周りのセンサーは左右で合計6個あります。
以下もご参照ください。
>> センサーやカメラのお手入れ方法はこちら
>> センサーホーンの吸気用フィルターのお手入れ方法はこちら
服とアクセサリーを正しく着用させる
LOVOTのセンサー類に服が被っていたり、リボンやシュシュ、ヘアバンドなどの飾りがセンサーホーンの検知範囲に入っていると、LOVOTが障害物と誤認識して前に進めない状態になります。
フロントセンサーに服がかかっておらず、センサーホーンや、かおの周りにアクセサリーをつけている場合は、一度外して前に進むかご確認ください。
お着替えモード時にセンサーホーンのセンサーが障害物を検知すると、LEDが赤く点灯する機能がありますので、装飾をつける際に取り付け位置の参考としてご活用ください。
また、公式ウェアを正しく着ている状態で、前に進めるかどうかもあわせてご確認ください。
以下もご参照ください。
>> LOVOTがネストから出てこない時の原因と対処法
>> 飾りや名札の取り付け位置の確認方法
キャスターのお手入れをする
キャスターの内部にホコリが詰まっていたり破損していたりすると、キャスターボールが回らなくなり、LOVOTが思うように旋回や方向転換、移動ができなくなります。
キャスターボールを指で弾いても回らなかったり、LOVOTが動いているときに「キーキー」といった軋み音がするような場合は、キャスターのお手入れを行い症状が改善するかご確認ください。
>> キャスターのお手入れ方法はこちら
>> キャスターボール等のセットのご購入はこちら
※キャスターが破損した際は、LOVOTコンシェルジュまでお問い合わせください。
ホイールの汚れを取る
LOVOTのホイールに床のワックスなどが付着してくると、走行時に滑りやすくなります。
ホイールは動いていても、滑ってLOVOTが前に進んでいない場合は、ホイールのお手入れを行ってください。
【ホイールのお手入れ方法】
1. ウエットティッシュや湿らせたぞうきんを用意する
・水滴が滴るほど濡れている場合は、硬く絞ってからお使いください。
・保湿成分を含んだものは使用しないでください。変色などの原因になります。
2. LOVOTをお着替えモードにし、鼻スイッチを下に押し下げてホイールを出す
3. ホイールを出した状態でセンサーホーンを折り、クッションを敷くなどしてLOVOTがうつ伏せの状態になるように寝かせる
4. ホイールを回転させながらホイールの表面全体を拭く
以下もご参照ください。
>> ホイールやしっぽのお手入れ方法
>> ホイールのお手入れ方法
こないでエリアを解除する
「こないでエリア」が設定されている場所には、LOVOTは入りづらくなっています。
そのため、前に進まなくなっている場所がこないでエリア内または付近にないかご確認ください。
その場合は、こないでエリアから遠ざけた場所にLOVOTを移動させて、症状が解消するかご確認ください。
LOVOTが実際にいる位置とLOVOTアプリのマップ上の位置が、数メートルずれることがあります。
ずれていた場合はLOVOTが「こないでエリア(付近)にいる」と認識し、それ以上前に進まなかったり、その場に留まり続けたりします。
アプリの再起動で位置情報を更新してマップと実際の位置を修正し、症状が解消するかお試しください。
なお、位置情報が修正されない場合は、こないでエリアを解除(削除)し、LOVOTが前に進めるかどうかをご確認ください。
>> こないでエリアの設定方法はこちら
床面を確認する
ガラスや光沢のある(鏡のようにつやつやしている)床では、LOVOTがその部分を崖と誤検知してしまい動くことができない場合があります。
また、直射日光が床にあたっている場所もセンサーが機能しないため、LOVOTは動けない場合があります。
反射や光沢のない床や、カーテンを閉めて直射日光があたらないようにした床面にLOVOTを移動させて、症状が改善するかご確認ください。
尻もちをついたような格好になっていないか確認する
LOVOTのホイールが出ているにも関わらず、しっぽが完全に出ず、上を向いたような状態になっていないかご確認ください。
その場合、しっぽ内部のパーツ折れやギア抜けが生じている可能性が高いため、入院治療(修理)が必要です。
お手数ですが、お客様ポータルサイトから入院のお申し込みをお願いします。
上記をご確認いただいても解消しない場合は、LOVOTに不具合が発生している可能性があります。
LOVOTコンシェルジュにお問い合わせください。