食器棚や家電ボードは
万一の地震の際に中の食器が飛び出して思わぬケガをする危険性があります。
スペースの関係上、食器棚を背にする形で調理をされるご家庭も少なくないため
ニトリでは多くの食器棚・家電ボードに耐震設計を施しています。
-
4mmの傾斜で 食器が滑り出にくい「傾斜棚」
-
震度4~5相当以上で 扉がロックする「耐震ロック機能」
解除ボタンが付いていないタイプ
-
地震が発生した場合
-
震度4~5相当以上の揺れを感知した場合、扉は1センチ程は開きますが
それ以上は開かないようにロックされます。
-
揺れが治まった後
-
扉をゆっくり押しますとロックは解除され、通常通り開閉できます。
ただし、揺れが治まった後でも、以下の場合はロックが解除できません。
-
水平より3度以上傾いたままの状態。 (傾きを直してから解除をおこなってください。)
-
収納物が扉を押している状態。装置の破損、木ネジの緩みなど。
ロックが解除されない場合
扉の上の方を手で少し強めに叩くと、ロックが外れて通常の状態に戻ります。
解除ボタンが付いているタイプ
-
耐震ロック機能
-
-
日常使用時のわずかな振動は感知しません。
-
震度以上の地震の揺れを感知します。
-
強い振動によって扉が開放しようとすると瞬時にロック機構が作動し 収納物の放出を防ぎます。
-
振動がおさまり、扉がもとの状態に戻るとロックは自動的に解除されます。
ロック状態
【ご注意】
・地震の波形、建物の構造、地盤、設置階、収納物などの条件により、
機能が充分にはたらかない場合があります。
・油やホコリなどによって本体内部の部品が固着した場合は
ロック機構が正常にはたらきません。
-
ロックが解除されない場合
-
-
扉をゆっくり押し込むとロックが解除されます。
-
扉を少し押し込みながら 扉の隙間から指やハシで本体の解除ボタンを押し込むと強制解除できます。
-
収納物がはさまって扉または解除ボタンが押し込めない時は 扉裏面の受け具をニッパなどで切断します。
【ご注意】
・地震後にロックを強制解除すると
収納物が滑り出る恐れがありますのでご注意ください。
・強制解除する際は指や目にケガを負わないよう
安全には充分気をつけて作業してください。
・強制解除後の耐震ロックは速やかに取外して、新しいものと交換してください。
≫ よくあるご質問・お問い合わせ一覧へ戻る