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トラブルシューティングガイド


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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=1302
  FAQ_ID:1302
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5 > トラブルシューティング
 
「m-FILTER」~Ver.4.82R03 / ~Ver.5.01R02 メール配送時(SMTP)の通信エラーにおける調査に必要な情報一覧
対応バージョン: m-FILTER Ver.4.00R01~Ver.4.82R03 / Ver.5.00R01~Ver.5.01R02
対応OS: すべてのOS

※上記より新しいバージョンの場合は、以下FAQを参照してください。

https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3991

※本FAQ記載の<インストールディレクトリ>はご利用環境によって異なります。
・「m-FILTER」Ver.5 をデフォルトのディレクトリにインストールした場合
   【Windows】 C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.5\
   【Linux】/usr/local/mfilter5/

・「m-FILTER」Ver.4 をデフォルトのディレクトリにインストールした場合
   【Windows(64bit版)】 C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
   【Windows(32bit版)】 C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
   【Linux】/usr/local/mfilter4/
────────────────────────────────────────

「m-FILTER」とMTA/MUA間の通信上の問題で配送に失敗する場合には、
本ページ記載の取得情報を弊社までご提供ください。

本FAQ対象のトラブル

 ● 配送先メールサーバとの通信上でエラーとなる
 ● クライアントから「m-FILTER」までの経路でエラーとなる
 ● メール配送に時間がかかる
 ● 前段MTAの配送キューにメールが滞留する
 ● 「m-FILTER」のキュー領域(<インストールディレクトリ>/queue/smtp/)
  配下のディレクトリにメールが滞留したまま配送が行われない


 Ver.4.83R01以降、Ver.5.10R01以降をご利用の場合は、[FAQID:3991]を
   確認してください。

 ※ その他の動作については、[FAQID:1305]を確認してください。
 ※ トラブルシューティングガイドの「m-FILTER」内部でのメール処理の流れ
   あらかじめご確認ください。
 ※ FAQ記載の情報は可能な限りすべてご提供ください。 
   不足している場合も調査は承りますが、原因特定に至らない場合は再取得を
   お願いする場合があります。



事前作業

 ※ 現象が再現中の場合のみ実施ください
 ※ サービス再起動は不要です

 1. トレースログを有効化

   
システムログの出力レベルをトレースに変更します。

  ▽管理画面
   [ オプション > ログ > システムログ ]
    
└ 「ファイル出力内容設定」"Trace","Information","Warning/Error"を有効化

 2. プロトコルログを有効化

   SMTP通信の詳細ログを取得します。

   ▽管理画面
    [ オプション > ログ > プロトコルログ ]
     └ 以下を「全ての通信内容を出力する」に変更

       ● smtp_server (m-FILTER のSMTPメール受信処理)
       ● smtp_client (m-FILTERのSMTPメール送信処理)

 3. デバッグログの出力を有効化

  system.logの出力先
  「初期設定:<インストールディレクトリ>logs/system/」に以下の
  「空ファイル」を作成することで「m-FILTER」各プロセスごとの
  デバッグログファイルが出力されます。

  ファイル名:「system.log.debugflag」

  ファイル作成直後からデバッグログファイル
  "system.log.debug.XXXX.YYYY.log"が出力されます。

  ※「XXXX」はプロセス名、「YYYY」はプロセスIDです。

 4. 現象の発生を確認

  事象再現を確認しログを取得しましたら「1.」「2.」の設定を元に戻し
  "system.log.debugflag" ファイルを削除してください。


取得情報

 1. 「m-FILTER」 設定ファイル

  「m-FILTER」 管理画面[オプション > バックアップ・リストア(設定ファイル)]にて
  バックアップしたファイル"ConfBackUp.zip"をエクスポートしてご提供ください。

 2. 「m-FILTER」ログ
 ※ 日付[YYYYMMDD]が記載されたログはローテートログになります。
   再現性がない場合には、現象発生時のローテートログをご取得ください。

 ※ ローテート時刻やバージョンによっては、ファイル名の日付とファイル内の
   日付にずれが生じる場合がありますので、現象発生時のログが特定できない
   場合は現象発生日前後3日の日付が記載されたものを送付してください。

 ※ アクセスログ、通信ログには、メールアドレス情報も含まれるため、
   パスワード付ZIPを設定いただくことを推奨します。

 ※ 下記パスは初期設定の出力先です。設定は[ オプション > ログ ]を
   ご確認ください。

  ● アクセスログ
   <インストールディレクトリ>/logs/access/access.log
   <インストールディレクトリ>/logs/access/YYYYMMDD_access.log

  ● 通信ログ
   <インストールディレクトリ>/logs/mail/mail.log
   <インストールディレクトリ>/logs/mail/YYYYMMDD_mail.log

  ● システムログ(トレース有効)
   <インストールディレクトリ>/logs/system/system.log
   <インストールディレクトリ>/logs/system/YYYYMMDD_system.log

  ● プロトコルログ
   【前段<-> 「m-FILTER」のSMTPコマンドログ】
   <インストールディレクトリ>/logs/protocol/protocol_ss.log
   <インストールディレクトリ>/logs/protocol/YYYYMMDD_protocol_ss.log

   【「m-FILTER」<-> 後段MTAのSMTPコマンドログ】
   <インストールディレクトリ>/logs/protocol/protocol_sc.log
   <インストールディレクトリ>/logs/protocol/YYYYMMDD_protocol_sc.log


  ● デバッグログ
   「事前作業」で取得したデバッグログ"system.log.debug.XXXX.YYYY.log


 3. ネットワーク構成図

  メール送信経路が確認可能なネットワーク構成図をお知らせください。各機器および
  アプリケーションのIPアドレス、ポート番号が確認可能な形でご連絡ください。

  【例】
  ● SMTP送信(内部→外部)
   クライアント OutlookExpress(192.168.0.1) -> Exchange(192.168.0.10)
   -> 「m-FILTER」(192.168.0.100:14025) -> Postfix(192.168.0.200:25) -> インターネット

  ● SMTP受信(外部→内部)
   インターネット  ->  Postfix(192.168.0.100:25)  -> 「m-FILTER」(192.168.0.10:14025)
    -> Exchange(192.168.0.10)

 4. OS情報

  ● Windows版
   【システム情報】
    1. 「スタート -> ファイル名を指定して実行」にて「msinfo32」と入力
    2. msinfo32 起動後、「ファイル > 上書き保存」 を選択

   【イベントログ】
    1.「 スタート > 管理ツール > イベント ビューア 」 を選択
    2. 「アプリケーション」を右クリックし 「~名前を付けて保存」を選択し
      任意の名前で保存

    ※ Windows Server 2008 環境の場合、「表示情報」のダイアログ表示後、
      「これらの言語についての表示情報」 を選択し、「日本語(日本)」に
      チェックを入れ[OK]ボタンをクリック

    3. 「セキュリティ」「システム」も同様の手順で保存

   【コマンド結果】
    現象発生時にコマンドプロンプトにて出力されたファイルをご提供ください。

    # netstat -ano > C:\netstat.txt
    # dir /s "<「m-FILTER」インストールディレクトリ>" > C:\dir.txt

  ● Linux版
   【コマンド結果】
    # df -k > df_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # ls -alR /usr/local/mf*
--time-style=long-iso > ls_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # ifconfig -a > ifconfig_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # rpm -qa > rpm_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # cat /proc/cpuinfo > cpu.txt
    # cat /etc/redhat-release > redhat.txt
    # free -m >  free_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # ps -aux > ps_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # top -b -n 1 > top_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    # netstat -anp > netstat_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
    /var/log/messages (※出力先を変更している場合は変更後のログ)

 5. メール情報

  メールデータ(EML形式)か、該当メールが特定可能なメールヘッダ情報を
  ご提供ください。

 6. 確認事項

  ● 現象発生時期、発生頻度をお知らせください。

  ● 現象発生に特定の条件(特定のドメイン、メールアドレス、ファイル添付
    ファイルサイズ等)があればお知らせください。

  ● メール配送不調をどのようにして認識されたかをお知らせください。

  ● 再現手順が特定されている場合には、再現手順をお知らせください。

  ● その他お気づきの点があればお知らせください

発生事象および、ファイル送付手順につきまして「サポート問い合わせフォーム」か
お電話にてご連絡ください。
ファイルサイズが大きい場合には、弊社契約のオンラインストレージサービスを
ご案内します。


※ 発生事象により追加情報をいただく場合もございますが、あらかじめご了承ください。
 
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