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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=1303
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最終更新日 2018/05/17 |
FAQ_ID:1303 |
Business >
m-FILTER Ver.4/Ver.5
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トラブルシューティング
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「m-FILTER」~Ver.4.82R03 / ~Ver.5.01R02 『メール保存/保留/ディレイ』動作不調時の調査に必要な情報一覧
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対応バージョン: m-FILTER Ver.4.00R01~Ver.4.82R03 / Ver.5.00R01~Ver.5.01R02
対応OS: すべてのOS
※上記より新しいバージョンの場合は、以下FAQを参照してください。
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3992
※ 本FAQ記載の<インストールディレクトリ>はご利用環境によって異なります。
・「m-FILTER」Ver.5 をデフォルトのディレクトリにインストールした場合
【Windows】 C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.5\
【Linux】/usr/local/mfilter5/
・「m-FILTER」Ver.4 をデフォルトのディレクトリにインストールした場合
【Windows(64bit版)】 C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
【Windows(32bit版)】 C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\
【Linux】/usr/local/mfilter4/
※ 本FAQ記載の<メール保存先ディレクトリ>は、
管理画面[ オプション > メール保存先 ]から確認が可能です。
Ver.5初期設定:<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/save/
Ver.4初期設定:<インストールディレクトリ>/data/save/
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「m-FILTER」にて「メール保存/保留/ディレイ」動作の問題が発生した場合には、
本ページ記載の「■取得情報」をデジタルアーツサポートセンターまでご提供ください。
■本FAQ対象のトラブル
● 「m-FILTER」の「キュー保存先」配下のディレクトリにメールが滞留したまま
アーカイブが行われない
Ver.5デフォルトキュー保存先:<インストールディレクトリ>/tenant/default/queue/save/
Ver.4デフォルトキュー保存先:<インストールディレクトリ>/queue/save/
● 保存/保留/ディレイ対象のメールが管理画面に表示されない
※ Ver.4.83R01以降、Ver.5.10R01以降をご利用の場合は、[FAQID:3992]を
確認してください。
※ その他の動作については、[FAQID:1305]を確認してください。
※ トラブルシューティングガイドの「m-FILTER」内部でのメール処理の流れも
あらかじめご確認ください。
※ FAQ記載の情報は可能な限りすべてご提供ください。
不足している場合も調査は承りますが、原因特定に至らない場合は再取得を
お願いする場合があります。
■事前作業
※ 現象が再現中の場合のみ実施してください。
※ サービス再起動は不要です。
1. トレースログを有効化
システムログの出力レベルをトレースに変更します。
▽管理画面
[ オプション > ログ > システムログ ]
└ 「ファイル出力内容設定」"Trace","Information","Warning/Error"を有効化
2. デバッグログの出力を有効化
system.logの出力先「初期設定:<インストールディレクトリ>logs/system/」に
以下の空ファイルを作成することで「m-FILTER」各プロセスごとのデバッグ
ログファイルが出力されます。
ファイル名:「system.log.debugflag」
ファイル作成直後からデバッグログファイル
"system.log.debug.XXXX.YYYY.log"が出力されます。
※「XXXX」はプロセス名、「YYYY」はプロセスIDです。
3. 現象の発生を確認
事象再現を確認しログを取得しましたら「1.」「2.」の設定を元に戻し
"system.log.debugflag" ファイルを削除してください。
■取得情報
1. 「m-FILTER」 設定ファイル
「m-FILTER」 管理画面[ オプション > バックアップ・リストア(設定ファイル) ]
にてバックアップしたファイル"ConfBackUp.zip"をエクスポートしてご提供
ください。
2. 「m-FILTER」ログ
※ 日付[YYYYMMDD]が記載されたログはローテートログになります。
再現性がない場合には、現象発生時のローテートログをご取得ください。
※ ローテート時刻やバージョンによっては、ファイル名の日付とファイル内の
日付にずれが生じる場合がありますので、現象発生時のログが特定できない
場合は現象発生日前後3日の日付が記載されたものを送付してください。
※ アクセスログ、通信ログには、メールアドレス情報も含まれるため、
パスワード付ZIPを設定いただくことを推奨します。
※ 下記パスは初期設定の出力先です。設定は[ オプション > ログ ]を
ご確認ください。 |
● アクセスログ
<インストールディレクトリ>/logs/access/access.log
<インストールディレクトリ>/logs/access/pop_access.log
<インストールディレクトリ>/logs/access/pop_cth_access.log
(※ POPクライアント機能の場合)
<インストールディレクトリ>/logs/access/YYYYMMDD _access.log
<インストールディレクトリ>/logs/access/YYYYMMDD_pop_access.log
<インストールディレクトリ>/logs/access/YYYYMMDD_pop_cth_access.log
(※ POPクライアント機能の場合)
● 通信ログ
<インストールディレクトリ>/logs/mail/mail.log
<インストールディレクトリ>/logs/mail/YYYYMMDD_mail.log
● システムログ(トレース有効)
<インストールディレクトリ>/logs/system/system.log
<インストールディレクトリ>/logs/system/YYYYMMDD _system.log
● デバッグログ
「事前作業」で取得したデバッグログ"system.log.debug.XXXX.YYYY.log
● 設定変更履歴
<インストールディレクトリ>/logs/change/change.log
<インストールディレクトリ>/logs/change/YYYYMMDD_change.log
3. OS情報
● Windows版
【システム情報】
1. 「スタート -> ファイル名を指定して実行」 にて「msinfo32」と入力
2. msinfo32 起動後、「ファイル > 上書き保存」 を選択
【イベントログ】
1. 「スタート > 管理ツール > イベント ビューア」 を選択
2. 「アプリケーション」 を右クリックし 「~名前を付けて保存」を選択し
任意の名前で保存
※ Windows Server 2008 環境の場合、「表示情報」のダイアログ表示後、
「これらの言語についての表示情報」を選択し、 「日本語(日本)」に
チェックを入れ「OK」ボタンをクリック
3. 「セキュリティ」「システム」 も同様の手順で保存
【ディレクトリリスト】
コマンドプロンプトにてそれぞれのディレクトリリストを出力したファイルを
ご取得ください。
1.インストールディレクトリ
[コマンド例]
# dir /s "C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.4" > C:\install_dir.txt
# dir /s "C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.4" C:\install_dir.txt
2.キュー領域(変更している場合)
※インストール時にキュー領域を変更している場合、適宜対象ディレクトリを
変更してご取得ください。
[Ver.4コマンド例]
# dir /s "C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\queue" > C:\queue_dir.txt
# dir /s "C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER Ver.4\queue" C:\queue_dir.txt
[Ver.5コマンド例]
# dir /s "C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.5\tenant\default\queue" C:\queue_dir.txt
3.メール保存先ディレクトリ
[コマンド例]
# dir /s <メール保存先ディレクトリ> > C:\save_dir.txt
● Linux版
【コマンド結果】
# df -k > df_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ls -alR /usr/local/mf* --time-style=long-iso > ls_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ls -alR <メール保存先ディレクトリ> --time-style=long-iso > ls_data_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# rpm -qa > rpm_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# cat /proc/cpuinfo > cpu.txt
# cat /etc/redhat-release > redhat.txt
# free -m > free_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ps -aux > ps_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# top -b -n 1 > top_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
/var/log/messages (※出力先を変更している場合は変更後のログ)
4. 確認事項
● 現象発生時期、発生頻度をお知らせください。
● 現象発生に特定の条件があればお知らせください。
● 現象発生に特定の条件(特定のドメイン、メールアドレス、
ファイル添付ファイルサイズ等)があればお知らせください。
● 再現手順が特定されている場合には、再現手順をお知らせください。
● その他お気づきの点があればお知らせください。
発生事象および、ファイル送付手順につきまして「サポート問い合わせフォーム」か
お電話にてご連絡ください。
ファイルサイズが大きい場合には、弊社契約のオンラインストレージサービスを
ご案内します。
※ 発生事象により追加情報をいただく場合もございますが、あらかじめご了承ください。
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