対応バージョン:D-SPA Ver.2
本FAQページでは、「D-SPA」利用時に発生した問題の調査に必要な
情報を紹介します。各項目の「▼概要」をご確認の上、情報取得してください。
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【1】サポートツールの取得
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▼概要
[D-SPAの各種設定ファイルやログファイル(アクセスログを除く)]
基本情報となるため調査時には必ず取得してください。
▼取得方法
[システム管理 / サポートツール]
[ファイル取得]ボタンをクリックしますと、
YYYYMMDDhhmmss(日時).supというサポートファイルが
生成されますので、「保存」ボタンよりファイルを保存し、
取得してください。
netstat等、コマンド結果も出力されるためなるべく
現象再現時のタイミングで取得してください。
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【2】アクセスログの取得
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▼概要
[D-SPA経由の通信ログ]
通信関連のトラブル時に取得してください。
▼取得方法
[サーバログ / HTTP/HTTPSプロキシログ / アクセスログ一覧]
[ログ選択]にて、
アクセスログ0000(HTTP/HTTPSプロキシ) と
アクセスログ0001(HTTP/HTTPSプロキシ)をそれぞれ選択を行い
[圧縮開始]をクリックします。
[ダウンロード]項目に"access.log000x.tar.gz"が表示されます。
[保存]をクリックして取得してください。
※現象再現時のアクセスログをご提供ください。過去のアクセスログは
「YYYYMMDD_access.log000x」というファイル名でローテートされています。
※ローテート時刻によっては、ファイル名の日付とファイル内の日付に
ずれが生じる場合がございますので、注意してください。
※モデルによって、アクセスログ0002、0003がございます。
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【3】パケットダンプの取得
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▼概要
[D-SPA経由の通信パケット情報]
アクセスログ以上の通信情報が必要な場合に取得してください。
▼取得方法
[ネットワーク / 診断ツール / パケットダンプ]
▽診断ツール
ツール切替:パケットダンプ
インターフェース:問題が発生しているインターフェースを選択 ※1
取得パケット数:999999 ※2
1パケットサイズ上限:9014 byte ※3
名前解決:しない
※1:問題箇所が不明な場合はすべてのインターフェースを選択
※2:初期値(9999)から変更
※3:初期値(1600)から変更 MTUを初期値からより大きくしている場合
▽絞り込みモード
基本的には初期状態で使用してください。
パケット量が多い場合には、こちらを適切指定してください。
「実行」を選択し現象の再現を確認しましたら、操作欄から「停止」
を選択しパケットダンプの取得を完了してください。
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【4】その他の情報
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▼概要
発生状況に合わせ以下の情報を提供してください。
・ネットワーク構成図
クライアントからサーバまでの通信経路やi-FILTERと関連のある
ネットワーク機器の構成図をご提供ください。また、各機器の
IPアドレス情報も提供してください。
(例)
【Internet】
↓ ↑
【上位プロキシサーバ(192.168.2.10)】
↓ ↑
【D-SPA1号機(192.168.1.10)】<-同期->【D-SPA2号機(192.168.1.20)】
↓ ↑
【ロードバランサー】
↓ ↑
【クライアント(192.168.0.1)】
・スクリーンショット
発生状況が確認可能なブラウザ画面等のスクリーンショットを取得してください。
・確認事項
- 現象発生時刻と該当クライアントIPアドレス
(例:12時30分、192.168.0.1からのアクセスが該当)
- 現象再現頻度
(例:毎日12時~13時に発生)
- 現象再現手順
(例:AページからBリンクをクリックで再現)
- 現象再現条件
(例:WindowsXP+IE6のときのみ発生)
- 現象発生前に設定変更等を行った場合にはその作業内容
(例:NTLM認証構成に変更)
- 現象回避のために実施した作業とその結果
(例1:プロキシサービスを再起動したが改善しない。)
(例2:「D-SPA」を経由しない場合問題は発生しない。)
- その他、気づいた点があれば教えてください。
■調査資料送付方法
[サポートページ > 「D-SPA」サポート問い合わせフォーム] より連絡してください。
ファイルサイズが大きい場合には、弊社契約のオンラインストレージサービスをご案内します。
※発生事象により追加情報をいただく場合もございますが、
予めご了承ください。