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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2225
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最終更新日 2017/09/20 |
FAQ_ID:2225 |
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トラブルシューティング
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「i-FILTER」 アクセスが多い時間帯にインターネット接続への遅延やタイムアウトが発生するのはなぜですか
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対応バージョン: i-FILTER Ver.9 Ver.10
対応OS: すべてのOS
クライアントからの同時リクエスト数が増加したことにより、「i-FILTER」の
セッション数が不足している可能性があります。
「i-FILTER」は、クライアントとの"1セッション"の接続を"1スレッド"で管理しており、
管理画面にて総スレッド数(同時接続数)の上限値を設定します。
<設定箇所>
Ver.9
[システム設定 / システムパラメーター設定 / システム機能設定]
├「スレッド数」
└「プロセス数」
Ver.10
[システム / システムパラメーター / 機能設定]
├「スレッド数」
└「プロセス数」
※利用可能スレッド数 = プロセス数×スレッド数
スレッドをすべて使用するようなリクエスト量の場合、クライアントが
「i-FILTER」とセッションを張ることができない状況が発生しやすくなるため、
ネットワーク遅延の原因となります。
スレッド数は初期設定で「400」となっていますが、最大設定可能値は以下の通りです。
総スレッド数(プロセス数×スレッド数) : 10000スレッド×4プロセス=「40000」
1スレッドあたり目安として1MB程度のメモリを消費するため、ご利用のお客様環境に
あわせて設定してください。
現在使用中のスレッド数確認方法については、下記のFAQを参照してください。
▼参考FAQ
「i-FILTER」『スレッド数』『プロセス数』設定の目安はありますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2831
なお、下記設定が無効の場合、セッション数が多くなりスレッド数の枯渇に
つながる場合がありますので、こちらを有効かつ短い値に設定することによる
遅延改善策も検討してください。
Ver.9
[システム設定 / システムパラメーター設定 / プロキシ動作設定]
└「Keep-Alive接続 クライアント - i-FILTER間」
Ver.10
[システム / システムパラメーター / 動作設定]
└「Keep-Alive接続 クライアント - i-FILTER間」
※初期値:「ON」「タイムアウト 10秒」
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