対応バージョン: D-SPA Ver.2 / Ver.3 / Ver.4
X-Forwarded-Forを利用することで可能です。
下記のような多段プロキシサーバ構成の場合、上位プロキシサーバはクライアント端末の
IPアドレスを認識することができません。
▽多段プロキシサーバ構成例
----------------------------------
インターネット
↑
上位プロキシサーバ
↑
「D-SPA」(192.168.2.100)
↑
クライアント(192.168.1.1~254)
----------------------------------
「D-SPA」は、HTTPヘッダ(X-Forwarded-For)にクライアントのIPアドレス情報を
追加して上位プロキシサーバへ、リクエストすることができます。
上位プロキシサーバが、X-Forwarded-For に対応している場合は、
ヘッダの情報を元にクライアント端末情報を識別することが可能となります。
■X-Forwarded-For 追加設定方法
【Ver.3】【Ver.4】
以下FAQを参照してください。
▽「i-FILTER」上位プロキシへクライアント端末のIPアドレス情報を伝えることは可能ですか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=1557
【Ver.2以前】
「D-SPA」の管理画面[プロキシ設定 / ヘッダーコントローラー設定]より
以下の設定を追加し保存します。
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タイプ: HTTPリクエストヘッダーの値を操作する
ルールパーツ:
※1
ヘッダー名: X-Forwarded-For
アクション: 追加
ヘッダー値: client_ip
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※1 ルールパーツを選択することで任意の条件に合致した場合のみ
ヘッダーを追加することが可能です。(選択しない場合はすべてのリクエストに追加)
※ クライアントIPアドレスが外部に送信されないように、X-Forwarded-For は
上位プロキシサーバで削除することを推奨します。