対応バージョン: i-FILTER Ver.9 / Ver.10
対応OS: すべてのOS
「i-FILTER」 をマイナーバージョンアップ(リビジョンアップを含む)後に
何らかの問題が発生した場合には、以下の手順で元のバージョンへ
ロールバック(切り戻し)が可能です。
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■事前準備
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●バージョンアップ前に、下記ディレクトリ一式をバックアップ
※ディレクトリをバックアップする際は「i-FILTER」のサービスを停止してください。
<「i-FILTER」インストールディレクトリ>/conf/
<デフォルトインストールディレクトリ>の初期値は下記のとおりです。
「Ver.10」
【Windows版】 C:\Program Files\Digital Arts\i-FILTER Proxy Server Ver.10\
【Linux版】 /usr/local/ifilter10/
「Ver.9」
【Windows版】 C:\Program Files\Digital Arts\i-FILTER Proxy Server Ver.9\
【Linux版】 /usr/local/ifilter9/
●ロールバックするバージョンの新規インストーラーを用意
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■作業手順
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1. 「i-FILTER」バージョンアップ後に問題発生
2. 「i-FILTER」をアンインストール
【Linux版】
# rpm -e i-FILTER-Proxy10
# rpm -e i-FILTER-Proxy9
【Windows版】
プログラム「i-FILTER Ver.10」(「i-FILTER Ver.9」)をアンインストール
※以下は「i-FILTER」アンインストール後もディレクトリに保持されます。
「設定ファイル」
「ライセンス情報」
「ログファイル」
3. 設定ファイルをロールバック
「■事前準備」でバックアップした設定ファイル(conf ディレクトリ一式)を
インストールディレクトリに保持されている設定ファイルと置き換えます。
※上書きコピーではなくディレクトリの置き換えを実施ください。
4. 旧バージョンの「i-FILTER」をインストール
【Linux版】
# rpm -Uvh i-FILTER-Proxy-x.xx_jp-xxx_xxxxxxxx.x86_64.rpm
【Windows版】
「i-FILTER-Proxy-x.xx_jp-xx-xxxxxxxx.exe」を実行
インストールディレクトリが同一の場合、「手順2.」で保持された情報と
「手順3.」で置き換えた設定ファイルが読み込まれます。
5. フィルターデータベース更新
管理画面より、フィルターデータベースの「フルダウンロード更新」を行います。
「Ver.10」[ システム / フィルターデータベース ]
「Ver.9」[ システム設定 / フィルターデータベース ]