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トラブルシューティングガイド


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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2578
  FAQ_ID:2578
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5 > インストール・バージョンアップ
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5 > 設定同期
 
「m-FILTER」設定同期環境でバージョンアップする場合に注意する点はありますか
対応バージョン: m-FILTER Ver.4 / Ver.5
対応OS: すべてのOS

メール流通を止めたうえで、以下の手順を実施してください。

======================================================================
1. マスター/スレーブ機の「m-FILTER」のサービスを停止します。
2. 各環境にてインストーラーを使用したアップデートを実施します。
 ※環境によってはアップデート時に自動起動されますので、1台ずつ実施し、サービスが起動されたら停止してください。
3. 全環境のアップデートが完了したら、スレーブ機→マスター機の順にサービスを起動してください。
 ※起動時の同期処理によりスレーブ機に再起動フラグが立っている可能性があるため、スレーブ機の管理画面を確認いただき、
  再起動が要求されていた場合は「m-FILTER」の再起動を行ってください。
======================================================================


メール流通を止めずに対応する場合は、以下の内容を確認してください。

【メール流通を止めずに対応する場合】
「m-FILTER」は異なるバージョン間での設定同期がサポートされていないため、
バージョンアップ作業中は一時的に同期が行われない状態にする必要があります。

ただし、データ同期が有効の場合は、設定同期そのものを無効にすることで
メールデータが分散してしまうためご注意ください。

 データ同期設定箇所
 <インストールディレクトリ>/conf/mf_replica.def
 --------------------------------------------------
 # sync mail data(report/save/reserve)
 ENABLE_REP_DATA = OFF → データ同期が無効
 ENABLE_REP_DATA = ON → データ同期が有効
 --------------------------------------------------


■データ同期が無効の場合
各サーバーのバージョンアップを実施する前に以下いずれかの対応を行ってください。
・一時的に設定同期を無効にする
・設定同期通信を制限する

設定同期を無効にする対応を行う場合は、下記FAQページを参考にしてください。

 ・同期無効化設定
 https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4105

設定同期通信を制限する対応を行う場合は、「m-FILTER」サーバー同士のIP通信、または
以下の同期ポートをFWで遮断してください。

・<インストールディレクトリ>/conf/mf_replica.def
--------------------------------------------------
REPLICA_SERVER_* = XXX.XXX.XXX.XXX:14083
--------------------------------------------------
※ポート番号は変更可能なため、現在ご利用の設定をご確認ください。


■データ同期が有効の場合
設定同期は無効にせず、同期通信のみを制限してください。

「m-FILTER」サーバー同士のIP通信、または以下の同期ポートをFWで遮断することで
同期通信を停止することが可能です。

・<インストールディレクトリ>/conf/mf_replica.def
--------------------------------------------------
REPLICA_SERVER_* = XXX.XXX.XXX.XXX:14083
DATA_REPORT_SYNC_SERVER_PORT = 14042
DATA_SAVE_SYNC_SERVER_PORT = 14043
DATA_EWEB_SYNC_SERVER_PORT = 14044
DATA_QUARANTINE_SYNC_SERVER_PORT = 14045 ※Ver.5.00R01から利用
DATA_POP_SYNC_SERVER_PORT = 14046 ※Ver.5.31R01から利用
DATA_SMTP_CLIENT_SYNC_SERVER_PORT = 14047 ※Ver.5.50R01から利用
--------------------------------------------------
※ポート番号は変更可能なため、現在ご利用の設定をご確認ください。


同期通信停止中もメール配送は可能ですが、「保存」「保留」メールがスレーブ機の
キューディレクトリに滞留するため、以下の点に注意が必要です。

・ 同期通信停止中は、スレーブサーバーのキューディレクトリにある
  「保存」「保留」メールの閲覧や操作が行えない。(送信ディレイを
  使用している場合は、ディレイメールの送信が行えない)

・ スレーブサーバーのキューディレクトリに滞留可能な様に十分なディスク容量を
  確保する

・ 同期通信が再開した際にキューが保存領域に流れるため、通信トラフィックの
 増大に注意する


■設定同期環境(データ同期有効)における「保存」「保留」メールの流れ


各サーバーのキューディレクトリからマスターサーバーのアーカイブディレクトリに
データが移動します。


(1)設定同期通信を遮断
 

スレーブサーバー上でデータがキューディレクトリに滞留します。(メール配送は行われます)
このタイミングでバージョンアップを実施してください。

設定同期通信遮断中は、スレーブサーバーで滞留した「保存」「保留」メールを管理画面から
閲覧・操作・ディレイ送信が行えなくなります。


(2)設定同期通信を再開


キューディレクトリに滞留したデータが、マスターサーバーのアーカイブディレクトリに移動します。

 
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