|
対応バージョン: m-FILTER Ver.4
対応OS: すべてのOS
本FAQではサンプルログを例に各カラムを説明します。
「m-FILTER」が出力するアクセスログは、カンマ区切りで構成されているため、
拡張子を「.csv」に変更することで、Excel等でセル表記で閲覧が可能です。
■出力先パス(デフォルト)
<インストールディレクトリ>/logs/access/access.log (当日ログ)
<インストールディレクトリ>/logs/access/YYYYMMDD_access.log (ローテートログ)
※出力先設定(管理画面)[オプション >> ログ >> アクセスログ] > SMTP
■サンプルログ
----------------------------------------------------------------------
05/Oct/2016:13:40:41,36,2016/10/5 13:40:40,Group01,192.168.244.181,from@daj.co.jp ,to@daj.co.jp,0,0,0,0,0,0,"Wed, 05 Oct 2016 13:40:41
+0900",192.168.244.181,25,250 OK,DATA+,1118,<20161324041707.4198.C43E85E0@daj.co.jp>,0,-,,"",,0,0,"-",-1,-1,"-",0,"-",0,-,-,-,0,NONE,0,0
,OFF,,0,1,to@daj.co.jp
----------------------------------------------------------------------
※文字コードは「UTF-8」です。文字コードの変更はできません。
【表:SMTPアクセスログ出力フォーマット】
カラム |
出力内容 |
1 |
アクセスログ出力日時
出力フォーマット:"dd/Mmm/yyyy:hh:mm:ss"
|
2 |
メール固有のID |
3 |
「m-FILTER」がメールを受け取った日時
出力フォーマット:"yyyy/m/d hh:mm:ss"
|
4 |
最終適用グループ名 |
5 |
送信元IPアドレス
システムが生成するメールの場合、固定IP(127.0.0.1)
|
6 |
差出人メールアドレス(エンベロープ) |
7 |
宛先メールアドレス(To,Cc,Bcc)(エンベロープ)
複数の場合はスペース区切り |
8 |
宛先メールアドレス中の「外部ドメイン」有無
0:内部ドメインのみ 1:外部ドメインが含まれている
※ 許可された外部ドメイン(外部ドメイン許可リストに該当)は外部ドメインとして表示する
|
9 |
テストモード
「FAQ:テストモード利用時のアクセスログ出力」も参照してください。
-1:ルール処理が行われていない 0:通常モード 1:テストモード
|
10 |
認証状況
-1:未初期化 0:認証なし 1:認証あり(m-FILTER認証のみ) 2:認証あり(MTA認証のみ)、3:認証あり(両方の認証)
|
11 |
アクション
0:送信 1:削除 2:保留 4:リレー
|
12 |
メール送信の成功/失敗
-1:送信処理を行っていない 0:成功 1:リトライ 2:失敗(リトライ上限オーバー含む)
3:一部アドレスへの送信に失敗またはMTAへのコネクトに失敗
|
13 |
リトライ回数
0:リトライなし
|
14 |
ヘッダーに書かれたDateの値
Dateヘッダーがない場合は"-" |
15 |
配送先MTAアドレス
メール送信したMTAアドレスメール送信が行われていない場合は"—"
メールリダイレクトにより複製したメールの場合、リダイレクト先MTAアドレス
|
16 |
配送先MTAポート番号
ポート番号メール送信が行われていない場合は、"—"
メールリダイレクトにより 複製したメール の場合、リダイレクト先MTAポート番号
|
17 |
MTAから受信した応答コード(メッセージ付き)
応答コードが取得できない場合およびアクションが「保留」「削除」だった場合は"---"
|
18 |
MTAへ送信したSMTPコマンド
DATAや一部のSMTP-AUTHなど300番台の応答コードを返してくる中間処理の入るコマンドに関しては、
"+"を付与する(正常なメールに関しては"DATA+"となる)
|
19 |
メールサイズ(Bytes)
添付ファイルサイズ含む
|
20 |
ヘッダーに書かれたMessage-Idの値
Message-Idヘッダーがない場合は"-"を出力
|
21 |
送信メールドメイン変換処理の実施有無
0:変換処理を行っていない 1:変換処理を行った
|
22 |
共通SMTPスパムルールセットで判定された条件名 |
23 |
予約領域 |
24 |
予約領域 |
25 |
予約領域 |
26
|
送信ディレイの状態
0:送信ディレイ対象でない 1:送信ディレイ中 2:送信ディレイ状態から送信
4:送信ディレイ状態から外部ドメインへ送信 5:送信ディレイ状態から内部ドメインのみ送信
|
27 |
送信ディレイ時間(分) |
28 |
コメント部分を削除して取得したSMTPコマンド
複数の場合はスペース区切り |
29 |
エラー通知メールの元メールの固有ID
エラー通知メールではない場合は"-1"
※メールリダイレクトにより複製したメールの場合、 メール原本のメール固有のID
|
30 |
通知メールの種類 ※1 下記【表:通知メール種別】を参照 |
31 |
送信に失敗したメールアドレス
複数の場合はスペース区切り |
32 |
メール配送状態
0:機能がOFF 1:機能がON
1(0):機能がOFF(システム通知のため送信) 2(0):機能がOFF(リダイレクトメールのため送信) |
33 |
添付ファイルの拡張子情報
複数の場合はスラッシュ区切り |
34 |
予約領域 |
35 |
予約領域 |
36 |
予約領域 |
37 |
予約領域 |
38 |
Exchangeジャーナル連携情報
0:通常メール/ジャーナル配送あり 1:ジャーナルレポート/ジャーナル配送あり
2:通常メール/ジャーナル配送なし 3:ジャーナルレポート/ジャーナル配送なし |
39 |
接続したSSLバージョン |
40 |
予約領域 |
41 |
TNEF処理結果
0:TNEF処理を行っていない 1:TNEF処理を行った |
42 |
MXレコード引き
ON:MXレコード引きを行う OFF:MXレコード引きを行わない |
43 |
メールリダイレクト宛先情報
メール原本の場合 は リダイレクト先メールアドレス
複製したメール の場合 は元メールの宛先メールアドレス
リダイレクト適用外メールの場合は出力しない
|
44 |
メール無害化アクション
0:設定なし 1: 添付ファイルを削除する 2:受信メッセージをテキスト形式に変換する
4:受信メッセージに含まれるリンク要素を無効化する
※複数適用の場合は値の合計を出力
|
45 |
FileZen Adapterアクション
0:成功 1:ログイン失敗 2:ZIP化失敗(リトライ有) 3:ZIP化失敗(リトライ無) 4:転送失敗 5:その他のエラー
|
46 |
「FileZen」アップロード失敗時の宛先メールアドレス
複数の場合はスペース区切り
|
【表:通知メール種別】
0 |
予約領域 |
20 |
グループ管理者のインポートによってランダムパスワード
発行のパスワード通知 |
1 |
MTAとの通信中に不明なエラーが発生した場合 |
21 |
予約領域 |
2 |
MTAとSMTP認証に失敗場合 |
22 |
改竄チェックの通知メール |
3 |
MTAとの通信でタイムアウトが発生した場合 |
23 |
FinalCode暗号化失敗通知メール |
4 |
予約領域 |
24 |
FinalCode招待メール |
5 |
その他不明なエラーが発生した場合 |
25 |
FinalCode暗号化情報登録完了通知メール
(宛先に権限を付与する場合) |
6 |
パスワード再設定通知メール(管理者) |
26 |
FinalCode暗号化情報登録完了通知メール
(宛先に権限を付与しない場合) |
7 |
パスワード再設定通知メール(利用者) |
27 |
FinalCode暗号化情報登録失敗通知メール |
8 |
メール送信サーバー設定テストメール |
28 |
予約領域 |
9 |
POSTMASTER設定テストメール |
29 |
クリプト便ダウンロードパスワード通知メール |
10 |
ドライブ情報通知メール |
30 |
予約領域 |
11 |
ルールの通知メール |
31 |
MXレコード引き失敗通知メール |
12 |
予約領域 |
32 |
予約領域 |
13 |
保留解除時通知メール |
33 |
予約領域 |
14 |
保留メール件数通知メール |
34 |
FinalCode復号失敗通知メール |
15 |
ライセンス失効猶予時の通知メール |
35 |
複製したメール(メールリダイレクト) |
16 |
バックアップ完了通知メール |
36 |
予約領域 |
17 |
システムログ通知メール |
37 |
FileZen Adapter:ZIP化処理失敗した場合 |
18 |
ZIP化処理失敗した場合 |
38 |
FileZen Adapter:添付ファイル削除失敗した場合 |
19 |
管理者LDAP連携でLDAPのメールアドレス参照成功
しないままリトライ上限を迎えた場合 |
- |
- |
|