対応バージョン: すべてのバージョン
対応OS: すべてのOS
通常は無効になっている「m-FILTER MailAdviser」のログ取得機能を有効に
したうえで事象の再現を行っていただくことにより、動作の確認を行います。
※ログ機能をonにすると、送信したメール本文もログとして取得されます。
セキュリティ上、事象の再現はできるだけテストメールで行っていただき、
その後下記手順で変更した値は元に戻していただきますようお願いいたします。
※<インストールフォルダ>の初期値は下記となります。
・32bit版OS
C:\Program Files\NRI SecureTechnologies\SecureCube_Mail_Adviser\
OR
C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER_MailAdviser\
・64bit版OS
C:\Program Files (x86)\NRI SecureTechnologies\SecureCube_Mail_Adviser\
OR
C:\Program Files (x86)\Digital Arts\m-FILTER_MailAdviser\
【事前作業】
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(1)「m-FILTER MailAdviser」を終了します。
PC画面右下のタスクトレイ内に表示されている「m-FILTER MailAdviser」アイコンを
右クリックし、「Exit」を選択してください。
※「アプリ終了禁止」が有効の場合「exit」が表示されません。
その場合はWindows OS側の機能であるタスクマネージャーから
「Digital Arts m-FILTER MailAdviser MailMonitor」を選択し
「タスクの終了」を行ってください。
※Outlookをご利用の場合、Outlookも終了させてください。
(2)設定ファイルをコピーします。
※「設定ファイル自動更新機能」をご利用されていない場合は、本操作は必要ありません。
%appdata%\MailAdviser\Data 配下にある設定ファイル全てを
<インストールフォルダ>\DATA 配下へ全て上書きコピーします。
※(2)の作業を行う前に上記「Data」及び「DATA」のバックアップを行ってください。
(3)下記ファイルの設定値を変更します。
<インストールフォルダ>\DATA\mailmonitor.xml
(変更前)
<printdebuglog><![CDATA[false]]></printdebuglog>
<deletetempfileaftercheck><![CDATA[true]]></deletetempfileaftercheck>
(変更後)
<printdebuglog><![CDATA[true]]></printdebuglog>
<deletetempfileaftercheck><![CDATA[false]]></deletetempfileaftercheck>
(4)下記ファイルの設定値を変更します。
<インストールフォルダ>\DATA\moamonitor.xml
(変更前)
<printdebuglog><![CDATA[false]]></printdebuglog>
<deletetempfileaftercheck><![CDATA[true]]></deletetempfileaftercheck>
(変更後)
<printdebuglog><![CDATA[true]]></printdebuglog>
<deletetempfileaftercheck><![CDATA[false]]></deletetempfileaftercheck>
(5)下記ファイルの設定値を変更します。
<インストールフォルダ>\DATA\maconfig.xml
(変更前)
<log><![CDATA[1]]></log>
※初期値が1の場合あり
(変更後)
<log><![CDATA[2]]></log>
(6)下記ファイルの設定値を変更します。
%appdata%\MailAdviser\Data\maconfig.xml
(変更前)
<log><![CDATA[1]]></log>
※初期値が1の場合あり
(変更後)
<log><![CDATA[2]]></log>
(7)下記2ファイルのファイル名を変更します。
※「設定ファイル自動更新機能」をご利用されていない場合は、本操作は必要ありません。
「<インストールフォルダ>\DATA\autoupdate.xml」
autoupdate.xml -> autoupdate01.xml
「%APPDATA%\MailAdviser\Data\autoupdate.xml」
autoupdate.xml -> autoupdate02.xml
(8)「m-FILTER MailAdviser」を起動します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[m-FILTER MailAdviser]-
[Start m-FILTER MailAdviser]
をクリックしてください。
(9)事象を再現させます。
(10)「m-FILTER MailAdviser」を終了します。
(11)下記フォルダを別の場所へコピーします。
「%APPDATA%\MailAdviser」
「<インストールフォルダ>\DATA」
「%Temp%\MailMonitor」
「%Temp%\MoaMonitor」
※エクスプローラーのアドレスバーに貼り付ければ目的のデータが表示されますので
そのデータを圧縮して送付してください。
ただし、上記のどれかが環境により存在しない場合もありますのでその場合は取得
する必要はありません。
(12)変更した値を元に戻します。
■設定ファイル自動更新機能をご利用されていない場合
(3)~(6)で変更した設定値を元に戻します。
■設定ファイル自動更新機能をご利用されている場合
(2)でバックアップした「data」及び「DATA」フォルダのデータを
下記ディレクトリと差し替えます。
%appdata%\MailAdviser\Data
<インストールフォルダ>\DATA
(13)「m-FILTER MailAdviser」を再起動します。
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【取得情報】
1. 事前作業(11)でコピーした下記フォルダを圧縮してご提供ください。
%APPDATA%\MailAdviser
<インストールフォルダ>\DATA
%Temp%\MailMonitor
%Temp%\MoaMonitor
2. スクリーンショット
客観的に現象が発生していることが確認可能なスクリーンショットが
あればご提供ください。
3. 確認事項
以下の情報をお知らせください。
・使用メーラー及びバージョン(例:Becky! Internet Mail Ver.2 (2.65.03))
※使用メーラーがOutlookの場合、デスクトップアプリ版であることを確認ください。
ストアアプリ版は「m-FILTER MailAdviser」が対応していません。
[アプリと機能] のリストを確認する
[アプリと機能] のアプリケーションのリストを確認します。
▼デスクトップアプリ版の場合
アプリケーションリストに "Microsoft Office XXXXXXXXXX 2016 ‐ ja-jp"
が表示されます。
▼ストアアプリ版の場合
アプリケーションリストに、"Microsoft Office Desktop Apps" が表示されます。
・クライアントOS及びバージョン(例:Windows 10 バージョン 1803)
・現象が発生した時刻(ログにて参照可能な時刻)
・現象再現頻度
・現象発生は特定端末かそれとも不特定多数か
・現象再現手順(特徴的な操作があればその内容)
・現象発生前に設定変更等を行った場合にはその作業内容
・現象回避のために実施した作業(アプリケーション再起動等)とその結果
・その他、お気づきの点がございましたらお知らせください。