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トラブルシューティングガイド


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  FAQ_ID:2808
Business > i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter > トラブルシューティング
 
「i-FILTER」ネットワーク関連のトラブルを調査するためのパケットキャプチャを取得する方法を教えてください

対応バージョン: i-FILTER Ver.9 Ver.10
対応OS: すべてのOS


パケットキャプチャ方法について、「tcpdump コマンド」および、
オープンソースソフトウェア(GNU General Public License)である
「Wireshark」にて取得する手順を記載します。

※ 取得するパケットの種類について
----------------------------------------------------------------------
現象発生時の状態を、正常時もしくは回避している状態とで比較することで、
詳細な解析が可能となります。
そのため、パケットデータは基本的に以下の4パターンでご取得ください。

「異常系」
現象発生時の状態確認のために、下記のパケットを取得ください。
i-FILTERサーバーでの取得は、i-FILTERを経由した下位と上位の通信確認に
重要です。
 (1) i-FILTER サーバ (i-FILTERから上位への通信確認に重要)
 (2) クライアント端末 (i-FILTERへの通信確認に重要)


「正常系」
i-FILTERを経由しない場合は現象が発生しない(回避)場合や、正常に通信が可能
な時がある(正常)場合に、正常系としてパケットを取得ください。
 (3) i-FILTER サーバ (i-FILTERを経由しない場合のみ不要)
 (4) クライアント端末 (正常な状態確認に重要)
 

※ 上記以外にも上位・下位プロキシ、FW存在する場合や異常系・正常系の
  再現パターンが多数ある場合は、各端末でパターン毎に取得をお願いします。
----------------------------------------------------------------------

i-FILTERが Linux OS で稼働している場合
----------------------------------------------------------------------
(1)下記コマンドにてパケットキャプチャを開始します。  

 
# tcpdump -i any -s 0 -w /tmp/ifilter.cap 

(2)現象再現を確認後、[Ctrl+C]でパケットキャプチャを停止します。 

(3)出力したファイル[/tmp/ifilter.cap]をご提供ください。 
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i-FILTERが Windows OS で稼働している場合 / クライアント端末
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 <事前準備
下記ページよりパケットキャプチャツール「Wireshark」をダウンロードし、
インストールします。 

▽「Wireshark」ダウンロードページ
<
https://www.wireshark.org/

(1)上記ページより、Windows バージョンに対応したモジュールを
  ダウンロードします。 

(2)インストールを実行します。基本的に内容は変更せず「次へ」を
  選択していただいて問題ございません。

 


(3)インストールウィザード内で「Wireshark」の実行に必須な
  「WinPcap」ライブラリも必ずインストールしてください。




 <パケット取得手順
(1)「Wireshark」を起動します。 

(2)初期画面でパケットを採取したいインターフェースをダブルクリックする事で
   キャプチャが開始されます。
     (※表示されるインターフェース名はお客様環境により異なります。)

    複数のNIC情報がある場合は、調査を行うIPアドレスが設定されている
  NIC情報を選択してください。

 


(3)現象再現を確認後、メニューバーより[キャプチャ > ストップ]を選択し
  パケットキャプチャを停止します。

  


(4)メニューバーより[ファイル > ...として保存]を選択します。

  

(5)任意のファイル名で保存します。
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ご提供いただく際には、パケットキャプチャファイルに加え、
下記それぞれのIPアドレス情報もご連絡ください。

・クライアントPC
・「i-FILTER」サーバー
・上位プロキシサーバー(存在する場合)

 
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