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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2820
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最終更新日 2021/06/01 |
FAQ_ID:2820 |
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ネットワーク
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「i-FILTER」で設定可能なスレッド数と注意点を教えてください
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対応バージョン: i-FILTER Ver.9 Ver.10
対応OS: すべてのOS
※本FAQはi-FILTERをご利用のお客様向けの内容となっております。
D-SPAをご利用の場合、スレッド数は変更できない仕様となっております。ご了承ください。
i-FILTER@Cloudをご利用の場合は、ご利用状況に合わせて適宜スレッド数の変更を弊社にて行います。
設定可能なスレッド数は下記のようになっています。
なお、必要なスレッド数が「10,000」以下であれば、プロセス数は「1」で使用することを推奨します。
1プロセスあたり上限:25,000
プロセス数上限:4
上記は設定可能な上限値となりますが、上限値を設定したことで安定稼働するかどうかについては
お客さまにおいて動作確認を行ってください。下記の注意点をあわせて確認してください。
弊社で動作確認している最大値は「10,000スレッド×4プロセス」となります。
【注意点】
●使用スレッド数に比例して、メモリを使用するためご注意ください。
「1スレッド≒1.0MB~1.5MB」を目安にサーバーパフォーマンスにあわせて設定してください。
「40,000」など、「極端に大きなスレッド数」を設定した場合、再起動後にすべてのメモリ領域を
i-FILTERが専有してしまい、OSを操作できなくなる恐れがあります。
▽管理画面[システム機能設定]「スレッド数」「プロセス数」設定の目安はありますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2831
●大きなスレッド数を設定すると安定稼働せず通信が遅延します。OS側で以下の設定を行ってください。
Linuxの場合
▽ファイルディスクリプタ上限値を変更する
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4051
▽エフェメラルポート(動的ポート)の範囲を広げる
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4066
Windowsの場合
▽エフェメラルポート(動的ポート)の範囲を広げる
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=5217
●マルチプロセス環境の場合、プロセスごとにログ出力やキャッシュ管理を実施します。
<アクセスログ>
4プロセスで運用している場合、以下のようにプロセスごとにログが出力されます。
access.log0000
access.log0001
access.log0002
access.log0003
20170919_access.log0000
20170919_access.log0001
20170919_access.log0002
20170919_access.log0003
<POSTログ>
※「i-FILTER」Ver.10.20R01 以降では、マルチプロセス環境であっても、POSTログを統合して
表示するように改善されたため、この「プロセス選択」の項目は存在しません。
<キャッシュ情報>
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