i-FILTER@Cloud
m-FILTER@Cloud
Deskシリーズ
i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter
i-FILTER ブラウザー&クラウド
m-FILTER Ver.4/Ver.5
m-FILTER MailAdviser
FinalCode
D-SPA
StartIn
f-FILTER
お知らせ
トラブルシューティングガイド


URLをクリップボードにコピーしました
FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3169
  FAQ_ID:3169
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5 > トラブルシューティング
 
「m-FILTER」調査時に必要なメールデータの取得方法
対応バージョン: m-FILTER Ver.4 Ver.5
対応OS: すべてのOS

※ 本FAQ記載の<インストールディレクトリ>はご利用環境によって異なります。
・「m-FILTER」Ver.5 をデフォルトのディレクトリにインストールした場合
【Windows】 C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.5\
【Linux】/usr/local/mfilter5/

※ 本FAQ記載の<メール保存先ディレクトリ>は、
  管理画面[ オプション > メール保存先 ]から確認が可能です。
  初期設定:
    Ver.4「<インストールディレクトリ>/data/save/」
    Ver.5
<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/save/」
──────────────────────────────────────────

本FAQでは、メールデータによる調査が必要な場合のメールデータの種類と取得手順を説明します。


※ 弊社ではメールデータの取り扱いは厳重に行い、調査以外の目的では使用しません。

■メールデータの種類
 

 

拡張子

取得先

説明

(1)

sil

「m-FILTER」

 「m-FILTER」内部に保存されているメールデータフ ァイルです。
 メール情報に加えて「m-FILTER」固有の情報が含まれるため
 調査に最も適しています。

(2) 

eml

「m-FILTER」

 「m-FILTER」管理画面からエクスポートした保存/保留メール
 データです。「m-FILTER」固有情報は含まれません。
 「sil」の取得が難しい場合や、簡易調査の場合に取得して
 ください。

(3)

eml

汎用メーラー

 一般的なメーラーでエクスポートすることが可能なフォーマットの
 メールデータです。「m-FILTER」での取得が難しい場合や、
 簡易調査の場合に取得してください。

(4)

msg

Outlook

 Microsoft社独自フォーマットのメールデータです。
 必要情報が取得できない場合があるため、可能な限り
 他のメーラーやMTAでEMLフォーマットで取得してください。

(5)

-

-

 メール通信のパケットをキャプチャすることによる解析も可能です。
 「m-FILTER」を経由することでメールデータに問題が
 発生した場合などの調査に適しています。


基本的には、(1)→(4)の優先順位でいずれかひとつのメールデータを取得してください。
((5)パケットキャプチャは、発生した事象に応じて可能な限り取得してください。)

発生状況によっては比較のために複数種類のメールデータが必要になる場合がありますので、
複数取得いただいて問題ございません。


また、メールデータの取得が難しい場合には、以下の様なメール情報をご提供ください。
ただし、情報が不足している場合は改めてメールデータの取得を依頼する場合があります。

 「To:」「Cc:」「Bcc:」「Date:」「Subject:」「Message-ID」



■メールデータ取得手順

取得するメールデータの種類に応じて以下を選択してください。
 (1)「sil」データの取得方法  [1-1] アーカイブオプションがある場合
 [1-2] アーカイブオプションがない場合
 (2)「eml」データの取得方法
  (「m-FILTER」からエクスポート)
 [2-1] アーカイブオプションがある場合
 [2-2] アーカイブオプションがない場合
 (3)「eml」データの取得方法(メーラーからエクスポート)
 (4)「msg」データの取得方法
 (5)パケットキャプチャの取得方法


(1)「sil」データの取得方法

 [1-1] アーカイブオプションがある場合(※ 取得するために手順1,2が必要です。)

  1. 該当メールを検索

   該当メールを特定する条件にて検索を実施します。

   ▽管理画面
   [ メール管理 > メール全文保存 > 保存メール一覧 ]

   

  2. 該当メールを閲覧

   検索結果の件名をクリックして詳細画面に移動します。
   この際、メールIDを確認します。

   

  3. 「sil」データを取得

   OSの下記ディレクトリに出力されたファイルを取得します。
   ファイル名「xxxx」の箇所が「2.」で確認したメールIDと一致する
   ことを確認してください。

   ▽ファイルパス
   ・「m-FILTER」Ver.4まで
  [
<インストールディレクトリ>/data/save/work/cache/xxxx_zzzzzzzzzz==.sil]

   ・「m-FILTER」Ver.5
  [<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/save/work/cache/xxxx_zzzzzzzzzz==.sil]

   ※ 直近のメールは、以下のディレクトリ内に保存されている場合があります。
     この場合は、ディレクトリ内をメールIDで検索してください。

   ▽ファイルパス
  [<メール保存先ディレクトリ>/tmp/zzzzzzzzzz_00000000_yyyy_mm_dd/]


 [1-2] アーカイブオプションがない場合
(※ 再現性がある場合のみ実施)

  1. 保留ルールを作成

   一時的に該当メールを保留するルールを作成します。
   他のメールに影響しないよう可能な限り条件を絞ってください。

  2. 該当メールを表示

   ▽管理画面
   [ メール管理 > 保留メール > 検索 ]

   

   検索結果の件名をクリックして詳細画面に移動します。
   この際、メールIDを確認します。

   

  3. 「sil」データを取得


  OSの下記ディレクトリに出力されたファイルを取得します。
   ファイル名「xxxx」の箇所が「2.」で確認したメールIDと一致する
   ことを確認してください。

   ▽ファイルパス
   ・「m-FILTER」Ver.4まで
  [
<インストールディレクトリ>/data/save/work/cache/xxxx_zzzzzzzzzz==.sil]

   ・「m-FILTER」Ver.5
  [<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/save/work/cache/xxxx_zzzzzzzzzz==.sil]

   ※ 直近のメールは、以下のディレクトリ内に保存されている場合があります。
     この場合は、ディレクトリ内をメールIDで検索してください。

   ▽ファイルパス
  [<メール保存先ディレクトリ>/tmp/zzzzzzzzzz_00000000_yyyy_mm_dd/]


  4. 保留メールの送信

   手順「2.」の画面から該当メールの送信や削除処理を実施します。
   手順「1.」で作成したルールは削除してください。


(2)「eml」データの取得方法(「m-FILTER」からエクスポート)

 [2-1] アーカイブオプションがある場合

  1. 該当メールを検索

   該当メールを特定する条件にて検索を実施します。

   ▽管理画面
   [ メール管理 > メール全文保存 > 保存メール一覧 ]

   

  2. 該当メールを閲覧

   検索結果の件名をクリックして詳細画面に移動します。

  3. 「eml」データを取得

   「エクスポート」ボタンからメールデータを取得します。

   



 [2-2] アーカイブオプションがない場合
(※ 再現性がある場合のみ実施)

  1. 保留ルールを作成

   一時的に該当メールを保留するルールを作成します。
   他のメールに影響しないよう可能な限り条件を絞ってください。

  2. 該当メールを表示

   ▽管理画面
   [ メール管理 > 保留メール > 検索 ]

   

   検索結果の件名をクリックして詳細画面に移動します。

  3. 「eml」データを取得

   「エクスポート」ボタンからメールデータを取得します。

   

  4. 保留メールの送信

   手順「2.」の画面から該当メールの送信や削除処理を実施します。
   手順「1.」で作成したルールは削除してください。



(3)「eml」データの取得方法(メーラーからエクスポート)

  多くのメーラーでは、送受信トレイから以下の操作でエクスポートが可能です。

   ●該当メールを選択後「ファイル > 名前を付けて保存」
   ●該当メールをドラッグ&ドロップでデスクトップ等にコピー

  詳細についてはメーラーの提供元にご確認ください。



(4)「msg」データの取得方法

  Outlook から該当メールを選択後「ファイル > 名前を付けて保存」にて
  msg形式のメールデータをエクスポートしてください。



(5)パケットキャプチャの取得方法

  現象発生時のパケットキャプチャを取得します。
  詳細は「FAQ.3166」を確認してください。

  また、該当メールを特定するために以下の様なメール情報を取得してください。
  「To:」「Cc:」「Bcc:」「Date:」「Subject:」「Message-ID」
 
「m-FILTER」ご利用時のトラブル調査に必要な情報一覧
「m-FILTER」フィルター(ルール)動作不調時の調査に必要な情報一覧
「m-FILTER」~Ver.4.82R03 / ~Ver.5.01R02 メー...
「m-FILTER」調査時に必要なメモリダンプやコアダンプを取得する方法を教えて...
「m-FILTER」~Ver.4.82R03 / ~Ver.5.01R02 メー...
 

役に立った
役に立たなかった