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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3191
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最終更新日 2018/05/28 |
FAQ_ID:3191 |
Business >
m-FILTER Ver.4/Ver.5 >
メール配送(SMTP)
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「m-FILTER」Microsoft 365 (旧称 Office 365)とのSMTP通信を暗号化する場合に必要な設定を教えてください
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対応バージョン: m-FILTER Ver.4 Ver.5
対応OS: すべてのOS
「m-FILTER」では以下のようにSMTP受信とSMTP送信で、通信暗号化を個別に設定することが可能です。
■SMTP受信の暗号化(Office365 →「m-FILTER」)
この通信経路の暗号化には、2つの設定が必要です。
SMTP受信のSSL通信では、「m-FILTER」への接続元が、「m-FILTER」のサーバー証明書を
リクエストするため、サーバー証明書と秘密鍵の設定が必要です。
(1) [オプション > ネットワーク設定 > SMTPサーバー設定]
Microsoft 365 が対応している暗号化通信は、「STARTTLS」のみとなるため「m-FILTER」では
「STARTTLS」を設定します。
※ 「待ち受けポート番号」の設定についてもご注意ください
※ Microsoft 365側では非暗号化設定も可能なため、暗号化設定がされていることを確認してください
(2) [オプション > ネットワーク設定 > SSL証明書]
「m-FILTER」でSSL暗号化通信を使用してメールを受信する場合には、インストールした
サーバーの「サーバー証明書」と「サーバー秘密鍵」を設定する必要があります。
■SMTP送信の暗号化(「m-FILTER」 → Microsoft 365)
この通信経路の暗号化には、1つの設定が必要です。
SMTP送信のSSL通信では、「m-FILTER」が接続先サーバーの証明書を要求するため、
「m-FILTER」側にサーバー証明書の設定は不要です。
(1)[オプション > ネットワーク設定 > メール送信サーバー/内部ドメイン] ※Ver.5.10R01~
[オプション > ネットワーク設定 > メール送信サーバー] ※Ver.3、Ver.4、~Ver.5.01R02
宛先のメールサーバーごとに、対応している暗号化通信の方法を「通信暗号化」から
選択してください。
Microsoft 365 が対応している暗号化通信は「STARTTLS」のみとなるため、「STARTTLS」か
「STARTTLS(強制)」を選択します。(*)
(*)STARTTLSの設定について
STARTTLS
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宛先のメールサーバーが対応している場合にSTARTTLSを
使用します。対応していない場合は暗号化をせずに送信します。
この設定は、MXレコード機能を使用して不特定多数の
メールサーバーへメールを送信するような場合に有効です。
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STARTTLS(強制)
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宛先のメールサーバーが対応している場合はSTARTTLSを
使用しますが、対応していない場合はメール配送を行いません。
この設定は、配送先メールサーバーが固定で通信暗号化の
プロトコルが特定できている場合に有効です。
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