i-FILTER@Cloud
m-FILTER@Cloud
Deskシリーズ
i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter
i-FILTER ブラウザー&クラウド
m-FILTER Ver.4/Ver.5
m-FILTER MailAdviser
FinalCode
D-SPA
StartIn
f-FILTER
お知らせ
トラブルシューティングガイド


URLをクリップボードにコピーしました
FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3191
  FAQ_ID:3191
Business > m-FILTER Ver.4/Ver.5 > メール配送(SMTP)
 
「m-FILTER」Microsoft 365 (旧称 Office 365)とのSMTP通信を暗号化する場合に必要な設定を教えてください
対応バージョン: m-FILTER Ver.4 Ver.5
対応OS: すべてのOS


「m-FILTER」では以下のようにSMTP受信とSMTP送信で、通信暗号化を個別に設定することが可能です。


■SMTP受信の暗号化(Office365 →「m-FILTER」)




 この通信経路の暗号化には、2つの設定が必要です。

 SMTP受信のSSL通信では、「m-FILTER」への接続元が、「m-FILTER」のサーバー証明書を
 リクエストするため、サーバー証明書と秘密鍵の設定が必要です。

 (1) [オプション > ネットワーク設定 > SMTPサーバー設定]

  Microsoft 365 が対応している暗号化通信は、「STARTTLS」のみとなるため「m-FILTER」では
  「STARTTLS」を設定します。



  ※ 「待ち受けポート番号」の設定についてもご注意ください
  ※ Microsoft 365側では非暗号化設定も可能なため、暗号化設定がされていることを確認してください


 (2) [オプション > ネットワーク設定 > SSL証明書]

  「m-FILTER」でSSL暗号化通信を使用してメールを受信する場合には、インストールした
  サーバーの「サーバー証明書」と「サーバー秘密鍵」を設定する必要があります。
 
 




■SMTP送信の暗号化(「m-FILTER」 → Microsoft 365)



 この通信経路の暗号化には、1つの設定が必要です。

 SMTP送信のSSL通信では、「m-FILTER」が接続先サーバーの証明書を要求するため、
 「m-FILTER」側にサーバー証明書の設定は不要です。

 (1)
[オプション > ネットワーク設定 > メール送信サーバー/内部ドメイン] ※Ver.5.10R01~
     [オプション > ネットワーク設定 > メール送信サーバー] ※Ver.3、Ver.4、~Ver.5.01R02

  宛先のメールサーバーごとに、対応している暗号化通信の方法を「通信暗号化」から
  選択してください。

  Microsoft 365 が対応している暗号化通信は「STARTTLS」のみとなるため、「STARTTLS」か
  「STARTTLS(強制)」を選択します。(*)

  


(*)STARTTLSの設定について

STARTTLS

 宛先のメールサーバーが対応している場合にSTARTTLSを
 使用します。対応していない場合は暗号化をせずに送信します。

 この設定は、MXレコード機能を使用して不特定多数の
 メールサーバーへメールを送信するような場合に有効です。 

STARTTLS(強制)

 宛先のメールサーバーが対応している場合はSTARTTLSを
 使用しますが、対応していない場合はメール配送を行いません。

 この設定は、配送先メールサーバーが固定で通信暗号化の
 プロトコルが特定できている場合に有効です。

 

 
「m-FILTER」Ver.5 Microsoft 365 (旧称 Office...
「m-FILTER」証明書はどのように設定すればよいですか
「m-FILTER」SSL証明書が必要となるのはどの機能を利用するときですか
「m-FILTER」メールアドレス単位で『送信メールサーバー』を変更することはで...
「m-FILTER」『Microsoft Exchange』を使用している場合に...
 

役に立った
役に立たなかった