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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3236
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最終更新日 2023/04/11 |
FAQ_ID:3236 |
Business >
D-SPA >
その他
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「D-SPA」ご利用時のトラブル調査に必要な情報一覧
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対応バージョン: D-SPA Ver.3 / Ver.4
本FAQページでは、「D-SPA」ご利用時に発生した問題の調査に必要な情報を記載します。
各項目の「▼概要」を確認の上、情報取得してください。
▽目次
【1】サポートツールの取得
【2】アクセスログの取得
【3】パケットダンプの取得
【4】ハードウェアログ(PrimeCollect) の取得
【5】その他の情報
========================================================
【1】サポートツールの取得
========================================================
▼概要
[D-SPAの各種設定ファイルやログファイル(アクセスログを除く)]
基本情報となるため調査時には必ず取得してください。
▼取得方法
[システム診断 / サポートツール]
[ファイル取得]ボタン(Ver.4の場合は[開始]ボタン)をクリックしますと、
「YYYYMMDDhhmmss(日時).sup」というサポートファイルが生成されますので、
[保存]ボタン(Ver.4の場合は[ダウンロード]ボタン)よりファイルを保存し、取得してください。
netstat等、コマンド結果も出力されるためなるべく現象再現時のタイミングで取得してください。
※もしGUIでの管理画面ログインができない場合、サーバーにSSHでログインの上
下記手順にて取得してください。
■D-SPAサポートツールをコマンドラインから実行
------------------------------------------------
1. 一般ユーザーでssh接続
2. 下記コマンド実行 ※パスワードは一般ユーザーのパスワード
sudo /var/www/html/sh/support.sh > /dev/null 2>&1
3. 下記コマンドでサポートツールファイルのパスを表示し該当ファイルを取得
ls /var/log/support_tmp/support_dl/*
------------------------------------------------
※ログインユーザー/パスワードについては弊社提供の「システム管理マニュアル」内の
「コンソールの使用」の項目を確認してください。
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【2】アクセスログの取得
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▼概要
[D-SPA経由の通信ログ]
通信関連のトラブル時に取得してください。
▼取得方法
[サーバログ / i-FILTERログ / アクセスログ一覧]
[ログ選択]にて、
"アクセスログ0000(i-FILTER)" と"アクセスログ0001(i-FILTER)"で
それぞれ選択を行います。
[圧縮開始]をクリックします。
[ダウンロード]項目に"access.log000x.tar.gz"が表示されます。
[保存]をクリックし、取得します。
※現象再現時のアクセスログをご提供ください。過去のアクセスログは
「YYYYMMDD_access.log000x」というファイル名でローテートされており、
圧縮後ファイル名は、"YYYYMMDD_access.log000x.tar.gz"となります。
※ローテート時刻によっては、ファイル名の日付とファイル内の日付に
ずれを生じる場合がありますので、注意してください。
※モデルにより、アクセスログ0002、0003があります。
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【3】パケットダンプの取得
========================================================
▼概要
[D-SPA経由の通信パケット情報]
アクセスログ以上の通信情報が必要な場合に取得してください。
▼取得方法
[システム診断 / パケットダンプ]
▽診断ツール
インターフェース:問題が発生しているインターフェースを選択 ※1
取得パケット数:999999
1パケットサイズ上限:9014 byte ※2
※1:問題箇所が不明な場合はすべてのインターフェースを選択
※2:初期値(1600)から変更 MTUを初期値からより大きくしている場合
▽絞り込みモード
基本的には初期状態で利用してください。
パケット量が多い場合には、こちらを適宜指定してください。
設定後に[実行]をクリックし、現象再現時の通信パケットを取得します。
現象の再現を確認しましたら、操作欄から「停止」をクリックし、[保存]からファイル取得してください。
補足:
アクセス遅延に関する調査を行う場合は、「D-SPA」以外の機器でも同時にパケット取得を行ってください。
パケットキャプチャする方法
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3237
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【4】ハードウェアログ(PrimeCollect) の取得
========================================================
▼概要
[ハードウェアのログ]
ハードウェアに関するトラブルやお問い合わせの際に取得してください。
▼取得方法
以下手順で診断情報収集(PrimeCollect)を取得してください。
------------------------------------------------
1. 一般ユーザーでssh接続
2. 下記コマンド実行 ※パスワードは一般ユーザーのパスワード
$ sudo PrimeCollect
実行後、以下の表示をして、プロンプト表示に戻れば正常終了です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
+ PrimeCollect finished normally
+
+ Result data archive:
+ /var/log/PrimeCollect/PrimeCollect_Data_yyyy_mm_dd_hhmmss.zip
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
3. 正常にzipファイルが生成されたことを確認
$ sudo ls -l /var/log/PrimeCollect/
[例]
合計 13924 -rw-r--r-- 1 root root 14233747 %date% %time% PrimeCollect_Data_yyyy_mm_dd_hhmmss.zip
4.下記コマンドを実行し日付が該当日時のファイルを取得
$ cp /var/log/PrimeCollect/PrimeCollect_Data_yyyy_mm_dd_hhmmss.zip /home/dspauser
Scpなどにより該当ファイルを取得
------------------------------------------------
※ログインユーザー/パスワードについては弊社提供の「システム管理マニュアル」内の
「コンソールの使用」の項目を確認してください。
「D-SPA」Ver.4.50R01未満をご利用の場合は、以下手順でも取得可能です。
------------------------------------------------
1. 「D-SPA」管理画面右上に表示される「H/W」ボタンをクリック
2. 「ServerView Operations Manager」画面(SVOM)で「サーバリスト」をクリック
3. 「サーバリスト」画面で「D-SPAのホスト名」をクリック
4. 「シングルシステムビュー」画面で左ペインの「ステータス表示/設定」より「診断情報収集 (PrimeCollect)」をクリック
5. 「診断情報収集」ボタンをクリックしてデータを収集後、ダウンロードし取得
(収集には数分かかります)
------------------------------------------------
※SVOM画面ではJavaのセキュリティ警告が複数回表示されることがあります。
すべて実行や許可により受け入れるようお願いいたします。
※もしGUIでの管理画面ログインができない場合、サーバーにSSHでログインの上
下記手順にて取得してください。
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【5】その他の情報
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▼概要
発生状況に合わせ以下の情報を提供してください。
○ネットワーク構成図
クライアントからサーバまでの通信経路やi-FILTERと関連のある
ネットワーク機器の構成図をご提供ください。また、各機器の
IPアドレスをお知らせください。
(例)
【Internet】
↓ ↑
【上位プロキシサーバ(192.168.2.10)】
↓ ↑
【D-SPA1号機(192.168.1.10)】<-同期->【D-SPA2号機(192.168.1.20)】
↓ ↑
【ロードバランサー】
↓ ↑
【クライアント(192.168.0.1)】
○スクリーンショット
発生状況が確認可能なブラウザ画面等のスクリーンショットを取得してください。
○確認事項
- 現象発生時刻と該当クライアントIPアドレス
(例:12時30分、192.168.0.1からのアクセスが該当)
- 現象再現頻度
(例:毎日12時~13時に発生)
- 現象再現手順
(例:AページからBリンクをクリックで再現)
- 現象再現条件
(例:WindowsXP+IE6のときのみ発生)
- 現象発生前に設定変更等を行った場合にはその作業内容
(例:NTLM認証構成に変更)
- 現象回避のために実施した作業とその結果
(例1:プロキシサービスを再起動したが改善しない)
(例2:「D-SPA」Ver.3を経由しない場合問題は発生しない)
- その他、お気づきの点がございましたらお知らせください。
■調査資料送付方法
[サポートページ > 「D-SPA」サポート問い合わせフォーム] よりファイルサイズを
連絡してください。ファイルサイズが大きい場合には、別途弊社契約のオンラインストレージサービスをご案内します。
※発生事象により追加情報をいただく場合もございますが、予めご了承ください。
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