対応バージョン: i-FILTER Ver.9 Ver.10
対応OS: すべてのOS
「i-FILTER」経由でHTTPSサイトを閲覧した際にブラウザに表示される警告や
エラーメッセージは下記のようなものがあります。
【
警告/エラーの種類】
リクエストからページが表示されるまでの順番で記載しています。
(1)セキュリティ証明書の警告メッセージ(ブラウザが出力)
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「i-FILTER」が「SSL Adapter」や「SSL接続終端処理機能」を使用している場合に
出力されます。
これは、「i-FILTER」がインポートしている証明書が、アクセス先HTTPSサイトが
発行している信頼された証明書と異なるために出力されるメッセージです。
※SSL代理証明書発行機能を使用することで出力抑制が可能です
<証明書警告(Internet Explorer10)>
<証明書警告(Firefox)>
(2)HTTPSデコード警告(i-FILTERが出力)
*******************************************************************
「i-FILTER」がHTTPSページの内容を監視していることをユーザーに
警告するためのメッセージです。
※SSL代理証明書発行機能を使用することによる出力抑制はできません
<HTTPSデコード警告>
この警告は、[オプション / SSL Adapter / 基本設定]「SSLデコード警告」にて
「警告を表示する」を選択することで出力されます。
<SSLデコード警告表示設定>
(3)セキュリティ証明書のエラーメッセージ(ブラウザが出力)
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(1)の警告を無視してサイトを閲覧した場合にブラウザが出力するエラーです。
※SSL代理証明書発行機能を使用することで出力抑制が可能です
<証明書エラー(Internet Explorer10)>
【その他】セキュリティ証明書の警告メッセージ(i-FILTERが出力)
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[オプション / SSL Adapter / 基本設定]「サーバー証明書確認」を
有効にすることで、HTTPSサイトが「i-FILTER」に発行した証明書の
信頼性を確認することが可能となります。
この際に証明書エラーとなった場合に 「i-FILTER」が警告メッセージを
出力します。
※SSL代理証明書発行機能を使用することによる出力抑制はできません
▼補足
SSL Adapter利用時は、全HTTPSサイトで「i-FILTER」がクライアントに
同一の証明書を発行するため、「サーバー証明書確認」が無効の場合は、
HTTPSサイトで発行された証明書の信頼性が保証されなくなります。
この機能を使用するには、「サーバー証明書確認」設定以外に
[オプション / SSL Adapter / 証明書インポート]で「ルート証明書ファイル」を
インポートする必要があります。
<証明書警告(「i-FILTER」)>
「i-FILTER」の「SSL Adapter」や「SSL接続終端処理機能」の影響で
ブラウザが出力する警告やエラーメッセージ(上記【1】、【3】)は、
「SSL代理証明書発行機能」を使用することで出力抑制が可能です。