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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3301
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最終更新日 2024/02/28 |
FAQ_ID:3301 |
Business >
i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter >
インストール・バージョンアップ
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「i-FILTER」現在稼働している環境を別筐体にリプレースする手順を教えてください
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対応バージョン: i-FILTER Ver.9 / Ver.10
対応OS: すべてのOS
別筐体へのリプレース手順は以下のとおりです。
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『設定同期の無効化』
設定同期機能をご利用の場合は、異なるバージョン間での同期が実行されないよう作業前に
設定同期を無効にしてください。
(すべての「i-FILTER」が同一バージョンに移行された後に設定同期を有効にしてください)
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『ログ出力先の確認』
すべてのログ出力先が新サーバーからアクセス可能な出力パスになっているかを確認してください。
移行先の新サーバーからアクセスできない場合は「i-FILTER」 が正しく動作しません。
出力先をインストールディレクトリからの相対パス(初期設定)に変更するか、移行先の新サーバーで
あらかじめログ出力先を作成してください。
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『サービス停止』
移行元の旧サーバーで、設定ファイル取得のために「i-FILTER」をサービス停止します。
(参考FAQ https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3015 )
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『設定ファイルの移行』
移行先の新サーバーで「i-FILTER」インストールディレクトリを手動作成し、旧サーバーで利用していた
設定ファイルをコピーします。
Windows |
『新規ディレクトリ作成(新サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥
『コピー元(旧サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥conf¥
『コピー先(新サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥conf¥ |
Linux |
『新規ディレクトリ作成(新サーバー)』 /usr/local/ifilter10/
『コピー元(旧サーバー)』 /usr/local/ifilter10/conf/
『コピー先(新サーバー)』 /usr/local/ifilter10/conf/ |
※上記はVer.10の場合です。Ver.9をご利用の場合は適宜読み替えてください。
※現在Ver.9をご利用で、別筐体へのリプレースと同時にVer.10へのバージョンアップを行う場合は
下記のようにコピーしてください。
Windows |
『新規ディレクトリ作成(新サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥
『コピー元(旧サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.9¥conf¥
『コピー先(新サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥conf¥ |
Linux |
『新規ディレクトリ作成(新サーバー)』 /usr/local/ifilter10/
『コピー元(旧サーバー)』 /usr/local/ifilter9/conf/
『コピー先(新サーバー)』 /usr/local/ifilter10/conf/ |
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『ログの移行』(任意)
Windows |
『コピー元(旧サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥logs¥
『コピー先(新サーバー)』 C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥logs¥ |
Linux |
『コピー元(旧サーバー)』 /usr/local/ifilter10/logs/
『コピー先(新サーバー)』 /usr/local/ifilter10/logs/ |
※上記はVer.10の場合です。Ver.9をご利用の場合は適宜読み替えてください。
※ログの移行は必須ではありません。
※Ver.9のログをVer.10環境に移行することはできません。
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『「i-FILTER」のインストール』
移行先の新サーバーで「i-FILTER」をインストールします。
Windows |
ダブルクリックでインストールパッケージを実行 |
Linux |
rpmコマンドでインストールパッケージを実行
# rpm -Uvh i-FILTER-Proxy-10.xx_jp-xxx_xxxxxxxx.x86_64.rpm |
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※最新のインストールパッケージは「サポート情報サイト https://download.daj.co.jp/user/ifilter/ 」より
入手してください。サポート情報サイトへのアクセスの際、ログインが必要です。
(参考FAQ https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3174 )
※何らかのご事情で、移行先の新サーバーでも同じバージョンの「i-FILTER」を利用したい場合は、
サポート窓口にお問い合わせください。
※移行先の新サーバーがRed Hat Enterprise Linux 9 環境の場合は、「i-FILTER」Ver.10.51R02 以降の
バージョンのみが動作対象となります。旧「i-FILTER」バージョンはRHEL9で利用できません。
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『ユーザー登録(試用シリアルNo)』
新サーバーへの「i-FILTER」インストール完了後、「i-FILTER」の管理画面にアクセスしてユーザー登録を行ってください。
この時点では試用シリアルNoでユーザー登録を実施します。試用シリアルNoの発行はサポート窓口にお問い合わせください。
(参考FAQ https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2917 )
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『動作確認』
設定内容が正しく反映されているかを確認してください。
※明示的にサーバー固有の情報(旧サーバーのIPアドレス/ホスト名)を設定している場合は、
新サーバーの情報に変更してください。
(例)
・[システム / 同期 / 同期ホスト登録]
・[システム / SSL代理証明書 / 同期ホスト登録]
・[システム / システムパラメーター / 動作設定]
・[システム / システムパラメーター / IPアドレス設定]
・[ルールセット / ルールパーツ / IPアドレスリスト]
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『再アクティベーション申請』
旧サーバーで利用しているシリアルNoを新サーバーで利用可能にするため、
「ライセンス情報サイト https://sec2.daj.co.jp/license/support/?pagetype=ifilter 」にアクセスし、
再アクティベーション申請を実施します。
(参考FAQ https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2811 )
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『ユーザー登録(正規シリアルNo)』
ルート権限のユーザー(初期設定「root」)で「i-FILTER」管理画面にログインし、正規シリアルNoにて
ユーザー登録情報を更新します。
注意:
新サーバーでユーザー登録後は、旧サーバーにて「i-FILTER」が利用できなくなります。
並行稼働が必要な場合は、手順6の試用シリアル発行の際にその期間(日数)をご申告ください。
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