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  FAQ_ID:3641
Business > i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter > インストール・バージョンアップ
 
「i-FILTER」Ver.10へバージョンアップする方法を教えてください
対応バージョン: i-FILTER Ver.10
対応OS: すべてのOS

本FAQでは、Ver.9からVer.10へのバージョンアップ手順を説明します。

■ 事前準備
────────────────────────────────
バージョンアップに必要な準備を行います。バックアップを必ず取るようにしてください。
以下で説明しているインストール場所は初期設定場所を指定しています。
任意でインストール場所を変更している場合にはインストール場所を読み替えてください。 

【STEP1 移行に必要なアイテムを準備する】
移行には以下2点のアイテムが必要になります。

1.
Ver.10バージョンアップのお申込み
 現在、Ver.9でご利用のシリアル No.に、Ver.10ライセンスを付与します。手続きや費用については、
 購入された販売代理店様、弊社営業担当まで問い合わせてください。


2.
Ver.10インストールパッケージ
 最新のインストールパッケージを「サポート情報サイト」より入手してください。

 ▽ ダウンロードページ「サポート情報サイト」
 
https://download.daj.co.jp/support/detail/?page=tool&type=2&division=6

 ※サポート情報サイトへのログインには、
 現在ご利用の「シリアルNo.」と「お客様E-Mailアドレス」が必要です。
 



【STEP2 設定同期の無効化】
設定同期機能を利用している場合には、異なるバージョン間での同期が実行されないよう
作業前に設定同期を無効にしてください。
(すべての「i-FILTER」が同一バージョンに移行された後に設定同期を有効にしてください)

【STEP3 ログ出力先の確認】
Ver.9とVer.10が別サーバーの場合は、すべてのログ出力先が移行先(Ver.10)から
アクセス可能な出力パスになっているかを確認してください。
出力先がインストールディレクトリからの相対パス(初期設定)であれば問題ありません。

【図:[システム設定/ログ設定](Ver.9管理画面)】 

(注意)
 出力パスがサーバー固有の絶対パスなど、移行先のVer.10サーバーから
 アクセスできない場合はVer.10のサービスが正常に動作しません。
 出力先をインストールディレクトリからの相対パス(初期設定)に変更するか、
 移行先であらかじめログ出力先を作成してください。

 【例】アクセスログ出力先を相対パスに変更
  変更前(Ver.9)
  D:¥logs¥access.log
  
  変更後(Ver.10)
  logs/access.log 

【STEP4 Ver.9の設定ファイルをコピー】 
Ver.10用のインストールディレクトリを事前に作成し、Ver.9で利用していた設定ファイルを
コピーします。
※Ver.9の設定ファイルをコピーする際はサービス停止したうえで実施してください。

(Windows)

『新規ディレクトリ作成』C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10\ 
『コピー元(Ver.9)』C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.9¥conf
『コピー先』C:¥Program Files¥Digital Arts¥i-FILTER Proxy Server Ver.10¥conf
 
(Linux)

『新規ディレクトリ作成』 /usr/local/ifilter10

# mkdir /usr/local/ifilter10

『コピー元(Ver.9)』 /usr/local/ifilter9/conf
『コピー先』 /usr/local/ifilter10/conf

# cp –rf /usr/local/ifilter9/conf /usr/local/ifilter10/conf


■ インストール作業
────────────────────────────────
【STEP1 サービス停止】
Ver.9サービスを停止します。

(Windows)
Windowsサービスメニューより「i-FILTER Ver.9」を停止 

(Linux)
Ver.9サービス停止コマンドを実行

# /etc/init.d/ifilter9 stop


【STEP2 サービス無効化】
Ver.9サービスの自動起動を無効化します。

(Windows)
「サービス」メニューから「i-FILTER Ver.9」のスタートアップの種類を
手動に変更 

(Linux)

/etc/rc.d/rc3.d/内の「S97ifilter9」を削除(リネーム)
/etc/rc.d/rc5.d/内の「S97ifilter9」を削除(リネーム)

# chkconfig ifilter9 off


【STEP3 Ver.10インストール】
Ver.10をインストールします。 

(Windows)
ダブルクリックでインストールパッケージを実行

(Linux)
rpmコマンドでインストールパッケージを実行

# rpm -Uvh i-FILTER-Proxy-10.xx_jp-xxx_xxxxxxxx.x86_64.rpm 


【STEP4 ユーザー登録】
Ver.10管理画面にログイン後、ユーザー登録を行います。

(管理画面URL)
http://<IPアドレス>:15081/ 

※「i-FILTER for Windows」でNTLM認証機能をご利用の場合は、
 ドメインの管理者アカウントに変更したサービスログオンアカウントが初期値に戻るため、
 再設定が必要です。
(変更後の設定反映にはサービスの再起動が必要です。)


【STEP5 設定確認】
設定内容が正しく移行されているかを確認します。


■ロールバック手順【Windows版、Linux版共通】
────────────────────────────────
(1)「i-FILTER」Ver.10をアンインストール

  アンインストール実行後も設定ファイル、ログファイル、ライセンス情報は保持されます。

(2)バックアップファイルの置き換え

  アップデート前に取得したconfディレクトリとインストールディレクトリ内の
  confディレクトリを置き換えます。

(3)「i-FILTER」をインストール

  バージョンアップ前の「i-FILTER」(Ver.9)をインストールします。



 
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