対応バージョン:i-FILTER Ver.9.40R01~ / Ver.10
対応OS:すべてのOS
本FAQは障害等の調査時に使用する「サポートデータ」の取得方法を記載しています。
障害対応における調査時に弊社より取得を依頼することがありますので
以下の方法にて取得してください。
※本手順で取得した「サポートデータ」にはパスワードが付与されますが、
パスワードについては非公開となります。
※事象に再現性がある場合、事象再現時のデータを取得してください。
再現性がない場合には、なるべく発生時刻に近い時間帯に実行してください。
[取得方法]
・i-FILTER Proxy Server管理画面にadminユーザーでログインします。
管理画面へのアクセスURL http://<i-FILTER Proxy ServerのIPアドレス>:15081
・管理画面より[システム / 設定バックアップ]に移動します。
(Ver.9では[システム設定 / 設定バックアップ]になります。)
・「バックアップデータ操作」にある「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。
・「今すぐバックアップ」画面にて「サポートデータ」にチェックを入れ実行します。
実行後、以下のような画面に切り替わります。この画面は自動で再読み込みしないため、
数分後に「戻る」ボタンを押してください。取得処理が継続中の場合は再度以下画面が表示されますが、
完了しておりますと元の [システム / 設定バックアップ] 画面が表示されます。
・取得完了後「データ選択」にて取得データを選択の上「取得」ボタンにてダウンロードします。
※以下の手順は、「i-FILTER」のサービスが起動しないなど、何らかの理由で管理画面自体にアクセスができない場合
に限った手順となります。管理画面にアクセスが可能な場合は、必ず上記手順で情報取得を実施してください。
「i-FILTER」管理画面にアクセスできない場合、管理画面にアクセス可能だが
サポートデータ取得を実行しても応答がない場合は、以下のファイルを手動で取得してください。
(1)設定ファイル
<インストールディレクトリ>/conf/ ディレクトリ一式
※ デフォルトのインストールディレクトリ:
C:\Program Files\Digital Arts\i-FILTER Proxy Server Ver.xx
※ 環境によっては「<インストールディレクトリ>/conf/certs/」(SSL代理証明書キャッシュ)の
サイズが大きくなっている場合があります。HTTPS通信と関連のない調査ではこの
ディレクトリは不要です。
(2)各種プロセスログファイル
<インストールディレクトリ>/logs/ 内のファイルすべて
※プロセスログの出力先をデフォルト値から変更されている場合は、変更先のパスにて
取得をお願いします。
※アクセスログは容量が大きいため、アクセスログ以外のファイルを取得してください。
調査にアクセスログも必要となる場合は、弊社から別途ご依頼いたします。
(3)サーバー情報
<Linux版をご利用の場合>
-------------------
# df -k > df_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ls -alR /usr/local/if* --time-style=long-iso > ls_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# netstat -anp > netstat_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ps -aux > ps_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# top -b -n 1 > top_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# free -m > free_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# ifconfig -a > ifconfig_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# uname -a > uname_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# rpm -qa > rpm_`date +%Y%m%d_%H%M%S`.txt
# cat /etc/fstab > fstab.txt
# cat /proc/cpuinfo > cpu.txt
# cat /proc/meminfo > mem.txt
# cat /proc/version > ver.txt
# cat /etc/redhat-release > redhat.txt
/var/log/messages (※出力先を変更している場合は変更後のログ)
-------------------
<Windows版をご利用の場合>
・システム情報
1. [スタート > ファイル名を指定して実行] にて「msinfo32」と入力。
2. msinfo32 起動後、[ファイル]->[上書き保存] を選択して下さい。
・コマンド結果
現象発生時にコマンドプロンプトにて出力されたファイルを提供ください。
# netstat -ano > netstat.txt
・イベントログの取得
1. [スタート > 管理ツール > イベント ビューア] を選択 。
2. [Windows ログ]の左側にある+印をクリックし、展開後に表示される「アプリケーション」を選択。
3. [アプリケーション]を右クリックし後、 [すべてのイベントを名前をつけて保存]を選択し任意の名前で保存。
4. [表示情報]のダイアログが表示後、 [これらの言語についての表示情報] を選択し、
[日本語(日本)]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリック。
5. [セキュリティ] [システム] も同様の手順で保存。
・ディレクトリリスト
コマンドプロンプトにて「i-FILTER」インストールディレクトリリストを出力したファイルを
取得して下さい。
[コマンド例]
# dir /s "C:\Program Files\Digital Arts\i-FILTER Proxy Server Ver.10" > C:\install_dir.txt
※「サーバー情報」の各データにつきましては、可能であれば現象の発生中に採取をお願いします。
すでに現象発生が見られない場合はその状態で採取してください。