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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3739
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最終更新日 2021/03/24 |
FAQ_ID:3739 |
Business >
m-FILTER Ver.4/Ver.5 >
システム構成
Business >
m-FILTER Ver.4/Ver.5 >
その他
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「m-FILTER」(Ver.5)バージョンはそのままで別のサーバーへリプレースするにはどのような作業をすればよいですか
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対応バージョン: m-FILTER Ver.5
対応OS: すべてのOS
旧バージョン(Ver.4以前)をご利用の場合は、下記FAQページを参照してください。
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3308
本FAQページでは「m-FILTER」Ver.5を、バージョンはそのままで
別サーバーハードウェア(もしくは別のVM)にリプレースする手順を説明します。
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※作業実施時には、メール流通を止める必要があります。
※「m-FILTER」のバージョンは完全に一致している必要があります。
新規サーバーへインストールする「m-FILTER」のバージョンは、旧サーバーと
「Ver.x.xxRxx」といったバージョン/リビジョンの数値が全て一致するようにしてください。
※新旧サーバーでOSのバージョンが異なっていても問題ありません。
※設定同期している場合は下記FAQページを参照してください。
▽FAQ:「m-FILTER」 設定同期環境でバージョンアップする場合に注意する点はありますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2578
(バージョンアップとありますが、リプレース時も同様の注意点となります)
※デフォルトインストールパスは下記となります。
Linux版: 「/usr/local/mfilter5/」
Windows版: 「C:\Program Files\Digital Arts\m-FILTER Ver.5\」
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■事前作業
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(1)旧サーバーの「m-FILTER」で以下のバックアップを管理画面から取得します。
(バックアップ取得のためにスケジューラー等で定期的に外部からサービス停止したり、
外部のバックアップツールはサポート対象外となります。
「m-FILTER」の機能を利用してバックアップの取得を行ってください。)
・「m-FILTER」の設定ファイル
・レポート
・保存・保留メール
※手順については、『m-FILTER Ver.5 機能マニュアル』
「10-8 バックアップ・リストア」を参照してください。
(1-1)配送不能メッセージを編集している場合は、以下のファイルについても
バックアップしておきます。
<インストールディレクトリ>/resource/jp/mail/error_mta_other.dat
<インストールディレクトリ>/resource/jp/mail/error_mta_auth.dat
<インストールディレクトリ>/resource/jp/mail/error_mta_timeout.dat
<インストールディレクトリ>/resource/jp/mail/error_other.dat
(2) 旧サーバーのデータ保存パスを確認
管理画面にログインし、[オプション]項目に設定されている各種データ保存パスを控えます。
※新規サーバーでも同じパスが利用可能なように予め確認してください。
▽m-FILTER認証
・[認証ファイル名]
▽保存メール >> 全件エクスポート設定
・[エクスポートファイル保存先]
▽保存メール >> Lit i View EMAIL AUDITOR設定
・[作業ディレクトリ]
▽フィルター挙動
・[メール保存先]
・[検索ディレクトリ]
・[レポート レポートデータ管理 レポートデータ保存先]
▽偽装メール対策
・[メール隔離先]
▽ログ
・[各種ログ出力先]
▽バックアップ・リストア
・[データ( バックアップ) 各種設定]
下記(▽キューファイルの参照先)については、管理画面のオプションではなく実際の設定ファイルを
テキストエディタで開いて確認してください。
▽キューファイルの参照先
<インストールディレクトリ>/conf/mf_log.def
「QUEUE_DIR_PATH」の値が新規サーバーでも利用可能か確認してください。
<インストールディレクトリ>/tenant/default/conf/mf_tenant_log.def
「TENANT_QUEUE_DIR_PATH」の値が新規サーバーでも利用可能か確認してください。
(3) 新規サーバーへの「m-FILTER」インストールと再アクティベーションを実施
「m-FILTER」は、一台のサーバにつき、ひとつのシリアルのみ登録が可能ですので
再アクティベーション作業を実施してください。
再アクティベーション方法については以下FAQページを参照してください。
▽「m-FILTER」「再アクティベーション」とはどのような作業でしょうか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2577
再アクティベーション申請後、新規サーバーの管理画面にアクセスし、ユーザー登録まで実施してください。
(旧サーバーの設定を移行するため、初期設定ウィザードの実施は不要です)
また、現行サーバーと同一のバージョンの「m-FILTER」を移行先の新規サーバーへ
インストールしてください。
※Ver.x.xxRxx という数値がすべて一致するものをインストールしてください。
※インストーラーをお持ちでない場合は弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
■リプレース作業
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1. 新規サーバー「m-FILTER」のサービスを停止
2. 事前作業の(1)で取得したバックアップファイルを新サーバーに適用
※設定ファイルは、取得した「ConfBackUp(保存先番号).zip」を解凍すると
以下の2種類の「conf」があるので、このconfフォルダをそれぞれ新サーバーの
同じ場所にあるconfと手動で置き換えてください。
・conf
・tenant/default/conf
3. 旧サーバー「m-FILTER」のサービスを停止
4. 旧サーバー「m-FILTER」の以下データを新サーバーの同じ場所にコピー
「<インストールディレクトリ>/queue/」※事前作業の「キューファイルの参照先」の1点目で確認したパス
「<インストールディレクトリ>/tenant/default/queue/」※事前作業の「キューファイルの参照先」の2点目で確認したパス
「<インストールディレクトリ>/tenant/default/quarantine/」 ※事前作業の「偽装メール対策」で確認したパス
「<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/quarantine/」
「<インストールディレクトリ>/data/whitelist/」
「<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/spoofing/」
「<インストールディレクトリ>/tenant/default/data/suspend/」
5. 事前作業(1-1)で配送不能メッセージをバックアップしている場合、新規サーバー
「m-FILTER」の同じ個所へコピー
6. 新規サーバー「m-FILTER」のサービスを開始
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