HTTPバージョンによって動作や必要な対応措置が異なります。
利用している環境に合わせて以下を確認してください。
■HTTP/2
・「SSL Adapter」によるデコード対象である場合
HTTPバージョンを HTTP/1 系にダウングレードして動作し、
通信およびフィルタリングが可能です。
・「SSL Adapter」によるデコード対象外の場合
HTTP/2 として動作し、通信およびフィルタリングが可能です。
※デコード対象外であるため、ホスト単位でのフィルタリングとなり、
詳細なURLや通信内容等でのフィルタリングはできません。
■HTTP/3
HTTP/3 は「QUICプロトコル」を利用しUDP通信を行います。
「i-FILTER」はTCP通信をフィルタリング対象とするため、経由して通信・フィルタリングを
行うためには以下の設定が必要です。
ブラウザーが動作するクライアントの上位に設置されている「ファイアウォール」の設定で
UDP通信の ポート80/443 を遮断いたしますと、ブラウザーはTCP/SSL通信を行います。
その場合、HTTP/1系にダウングレードして動作するため、
通信およびフィルタリングが可能です。