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FAQ_URL:https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=3938
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最終更新日 2018/04/02 |
FAQ_ID:3938 |
Business >
i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter >
システム構成
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「i-FILTER」i-FILTER - インターネット間のkeep-Alive接続が無効になっていますが、上位プロキシサーバーがある場合はどのように設定したらよいですか
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対応バージョン: i-FILTER Ver.8 Ver.9 Ver.10
対応OS: すべてのOS
「i-FILTER - インターネット間」のkeep-Alive接続は初期設定では「無効」に
なっていますが、上位プロキシがある場合は「有効」にすることを推奨します。
keep-Alive接続は、Webサーバー(上位プロキシ)との間で確立した接続が
データ転送終了後も維持され、2回目以降のリクエストではこの接続を
そのまま使用できるようにする機能です。
keep-Alive接続を有効にすることのメリットは、リクエストの度に
3ウェイハンドシェイクを行わなくなることで「サーバーのソケット
リソースの消費抑制」と「通信速度の向上」が見込まれる点が挙げられます。
keep-Alive接続を有効とすることで懸念されるのは、接続を確立したままに
なることにより、ご利用環境によっては新規接続の確立ができなくなる点が
ありますが、上位プロキシが存在する環境であれば、接続を確立する先が
プロキシ同士に限定されるため、その懸念がなくなります。
以上の理由により、一般的に多段プロキシ構成の場合、プロキシ間では
keep-Aliveを有効化したほうが良いとされております。
※複数プロセスの場合は、プロセス毎に上位とのセッションを保持する動作となります。
そのため、環境によっては上位とのセッション数を注意する必要がございます。
上位プロキシが無い(接続先が不特定多数のWebサーバーとなる)場合は、
keep-Aliveによって接続を確立したままになることで、ポート開放待ちによる
遅延発生が懸念されるため、「i-FILTER - インターネット間」の
keep-Alive接続は「無効」のままとすることを推奨しています。
※keep-Alive接続については、以下のFAQページも参照してください。
▽「i-FILTER」 管理画面「システム(プロキシ)動作設定」内の
“Keep-Alive接続”とは、どのような機能ですか
http://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=1551
▽「i-FILTER」 システム動作(プロキシ動作設定)の「タイムアウト」と、
"Keep-Alive接続"項目内のタイムアウトの違いを教えてください
http://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=1552
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