対応バージョン: i-FILTER Ver.10
対応OS: すべてのOS
プロキシのスレッド数が上限に達すると、「if_proxy」プロセスの実行ログに
「利用できるスレッドの空きがありません。」というログが出力されます。
このFAQでは、スレッド数の枯渇が発生し、上記ログが出力されたタイミングにおいて
どの通信がスレッドを専有しているか等、使用中スレッド数の内訳を確認する方法
についてご案内します。
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■リアルタイムで確認したい場合
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リアルタイムに接続先の傾向を把握することは困難ですが、「netstat」コマンドを
利用することにより「クライアントごとの接続数」を集計することが可能です。
コマンド例
netstat -an
上記コマンド結果に対して、
「i-FILTER」の待受けポート番号(初期値:15080)が含まれる行を抽出し、
接続元IPアドレスを集計することで、スレッドを多数消費している
クライアントIPアドレスを特定することが可能です。
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■後から確認する場合
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「i-FILTER Reporter」をご利用ください。
レポート種別で「アクセス時間」を選択すると、時間帯毎の利用状況を確認することができます。
※レポート間隔は5分毎(固定)です。
確認したい時間帯をクリックすることで、別のレポート種別への絞り込みが可能です。
▽絞り込み例(「サイト」をクリックした場合)
2019/05/22 0:15~0:20の時間帯において、どのサイトへのアクセスが多かったかを
確認することができます。