FinalCodeクライアントの設定により、暗号化ファイルの復号化後にファイル名が変わらないよう設定することが可能です。
復号化後のファイル名は、FinalCodeクライアントのオプション設定で
「暗号化した時点のファイル名」と
「Windows上のファイル名」のどちらかを選択できます。
ファイル名が変わる場合は
「暗号化した時点のファイル名」に設定されていることが考えられます。
<例1>
FinalCodeクライアントの設定で「暗号化した時点のファイル名」に設定した場合
テスト.txtを暗号化 → テスト.txt.fcl
テスト.txt.fclの名前を変更 → テスト2020年1月.txt.fcl
テスト2020年1月.txt.fclを復号化 → テスト.txt.fcl
<例2>
FinalCodeクライアントの設定で「Windows上のファイル名」に設定した場合
テスト.txtを暗号化 → テスト.txt.fcl
テスト.txt.fclの名前を変更 → テスト2020年1月.txt.fcl
テスト2020年1月.txt.fclを復号化 → テスト2020年1月.txt
■ファイル名が変わらないようにする手順
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FinalCodeクライアントを起動します。
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[オプション設定]をクリックします。
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[環境設定]内の「暗号化した時の名前でファイル/フォルダーを開封する」にチェックがあればチェックを外します。
※チェックを外すことで復号化される際のファイル名がWindows上のファイル名になります。
※上記は「Ver.5.40R02」からの機能です。
※「Ver.5.40R01」以前のバージョンでは「暗号化した時点のファイル名」になります。
※デフォルトでは「暗号化した時の名前でファイル/フォルダーを開封する」にチェックが入った状態です。