対応バージョン: i-FILTER Ver.9 / Ver.10
対応OS: すべてのOS
可能です。
「i-FILTER」Ver.10.52R01 で追加された「アカウント利用制限」機能を利用してください。
設定方法は以下のFAQページを参照してください。
▽参考FAQ
「i-FILTER」 指定したドメイン名以外のアカウントでのWebサービスへのログインをブロックすることはできますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=6862
古いバージョンの「i-FILTER」を利用している場合は、以下対応を行ってください。
<「i-FILTER」Ver.9、Ver.10.00R01~Ver.10.51R03 をご利用の場合>
下記ヘルプページ記載のHTTPヘッダーを「i-FILTER」で付与してください。
自社テナント以外へのアクセス制御 - "テナントの制限" 機能 (Tenant Restrictions)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/office365-tech-japan/tenant-restrictions
▼設定手順
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(1) HTTPS通信のヘッダーを操作するために「SSL Adapter」オプションを有効にします(初期設定:有効)。
(2) [
ルールセット / ルールパーツ / 識別名リスト]で「識別名リスト」ルールパーツを作成します。
Microsoft 365サービス指定のドメインをルールパーツに登録します。設定後、「保存」ボタンをクリックします。
(3) 手順(2)で登録したドメインに対して、[オプション / SSL Adapter / SSLデコードポリシー設定]で
SSLデコードを有効にします。設定後、「保存」ボタンをクリックします。
(4) 手順(2)で登録したドメインに対して、[システム / ヘッダーコントローラー]で
Microsoft 365サービス指定のヘッダーを付与します。設定後、「保存」ボタンをクリックします。
※ヘッダー値にはに登録している自社ドメインを入力します。
複数ドメインを所有している場合は、カンマ区切りで入力します。
(5) 自社テナント以外のアカウントでMicrosoft 365サービスにログインした際に、
アクセス制限が動作することを確認します。
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設定方法の詳細は、以下マニュアルの「7-8-2 Office 365へのアクセス制御設定」を参照してください。
▽「i-FILTER」Ver.10 設定ガイド
7-8-2 Office 365へのアクセス制御設定
https://download.daj.co.jp/user/ifilter/V10/document/
※サポート情報サイトへのログインは、ご利用のi-FILTERのシリアルNo.とご登録メールアドレスの入力が必要です。
※Ver.10のマニュアルではありますが、Ver.9も同様の設定となります。
上記は他組織のテナントに接続させないための設定となりますが、合わせて
コンシューマーアカウント(個人のアカウント)へのアクセスについても拒否する場合は
以下の設定を行ってください。
▽「i-FILTER」Microsoft 365のコンシューマーアカウント(個人のアカウント)への
アクセスを拒否することはできますか