「Adobe Acrobat Reader DC」のバージョンアップ後にFinalCodeで暗号化されたPDFファイルが開けなくなった場合は、FinalCode側が最新の「Adobe Acrobat Reader DC」に対応していないことが考えられます。

FinalCode側に起因する問題の場合はFinalCodeのバージョンアップで対応を行いますが、すぐにファイルを開く必要がある場合など緊急性が高い場合は以下の方法で「Adobe Acrobat Reader DC」をダウングレードすることでも開けるようになる場合があります。

■「Adobe Acrobat Reader DC」のダウングレード方法

1. タスクトレイ上のFinalCodeアイコン（鍵マークのアイコン）を右クリックし「FinalCode 終了」をクリックして終了します。
2. [プログラムと機能]または[アプリと機能]より既存の「Adobe Acrobat Reader DC」をアンインストールします。
3. 以下のAdobeのサイトより「Adobe Acrobat Reader DC」をダウンロードします。※利用環境に該当するインストーラーをダウンロードしてください。
   32bit：
   https://ardownload2.adobe.com/pub/adobe/reader/win/AcrobatDC/2300820555/AcroRdrDC2300820555_ja_JP.exe
   64bit：
   https://ardownload2.adobe.com/pub/adobe/acrobat/win/AcrobatDC/2300820555/AcroRdrDCx642300820555_ja_JP.exe
4. ダウンロードした「Adobe Acrobat Reader DC」のインストーラーファイルを実行してインストールします。

※オンラインで「Adobe Acrobat Reader DC」をご利用の場合はバックグラウンドで最新版への更新が行われます。
　自動更新を止める場合は、以下のAdobeのサイトを参考にレジストリを修正することで対応が可能です。
　https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq05201026.html
　→サイト内の「D. Acrobat /Acrobat Reader アップデート機能の無効化・メニュー項目の非表示」
　　を実施し、自動更新が無効化されるかどうか確認してください。