マルチマスター構成は、最大で16台のマスタまでサポートしております。
マルチマスター構成での利用には以下の特徴があります。

■マルチマスター構成
【メリット】
・片方のi-FILTERがダウンしても生存しているi-FILTERで設定変更が可能
・どのi-FILTERからも設定変更ができるので利便性が高い
・ネットワーク環境の都合（負荷分散）により、各i-FILTERで管理者をわけることが可能

【デメリット】
・複数台で同時に設定変更を行うとデータが破損の恐れがある
・i-FILTERの管理画面は同一であり、アドレスでしか区別できないため、現在どのi-FILTERの管理画面なのか、という点が把握し辛い

マスタースレーブ構成での特徴とも比較の上、利用環境にあった運用を選択してください。

■マスター/スレーブ構成
【メリット】
・マスター/スレーブ構成であれば、明確に主従を決定できるため意図せぬ設定同期を回避することが可能
・どのi-FILTERの設定を変更したのかすぐにわかるので管理が容易
・複数台で同時に設定変更を行う事ができないのでデータ破損のリスクを軽減できる

【デメリット】
・マスターがダウンしてしまうとスレーブ側の管理画面上で設定変更ができないためマスターが復活するまで設定変更ができなくなる
・ネットワーク環境の都合（負荷分散）の場合、各i-FILTERで管理者をわけることができない