対応OS: すべてのOS
可能です。
以下のようなフィルタールールを作成することで、「パスワード付きZIPファイル」が添付されていたときに
添付ファイルを削除して本文のみを受信することができます。
<フィルタリングルール設定例>
フィルター条件 |
組み合わせ
OR判定 |
【対象】 添付ファイル(不正なファイル)
【内容】 添付ファイルが全てパスワードロック済み |
【対象】 添付ファイル(不正なファイル)
【内容】 添付ファイルがパスワードロック済みファイルの混在 |
アクション編集 |
アクション(該当時) |
送信 |
|
サブアクション |
メール無害化 |
[〆] 添付ファイルを削除する |
文章を追加 |
[〆] 本文に文章を追加する
※「パスワード付きZIPファイル」を削除した旨の文章を追加します |
■「フィルター条件」画面
■「アクション編集」画面
■補足1
本ルールが適用されると、パスワードロック済み/なしにかかわらず
すべての添付ファイルが削除されます。
パスワードロック済みファイルのみを削除することはできません。
■補足2
冒頭に記載したフィルタリングルール設定例では、ZIPファイルに限らず
パスワードが付与されているファイルすべてが該当します。
該当するファイルフォーマットについては以下ページを参照してください。
「添付ファイルにパスワードロック」判定の対応ファイルフォーマット
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=693
対象をZIPファイルに限定したい場合は、
フィルター条件に「添付ファイルの拡張子」をOR条件で追加してください。
さらに「パスワード保護されていないZIPファイルの場合はそのまま送信する」ルールを
別に作成し、そのルールに非該当のメールに対して本FAQ記載のルールが
適用されるように設定してください。
■補足3
本設定を行い、「パスワード付きZIPファイル」の受信を止めることで、
添付ファイルを通じて感染するマルウェア「Emotet」「IcedID」などを防ぐことができます。
もし添付ファイルを削除せずにマルウェアを防ぎたい場合は
以下の「添付ファイル強制検査機能」のご利用もご検討ください。
▽「m-FILTER」ZIPパスワードロックされた添付ファイルからマクロ除去したり、
偽装判定することは可能ですか(添付ファイル強制検査機能)
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=4001