対応OS: Linux
Linux環境の「i-FILTER」では以下コマンドでプロセスの起動状況が確認可能です。
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# /etc/init.d/ifilter10 status
--実行結果例--
if_run (pid 44958) is running...
if_eweb (pid 37799) is running...
if_dweb (pid 37800) is running...
if_cache (pid 37803) is running...
if_dl (pid 37802) is running...
if_proxy (pid 38185) is running...
if_server (pid 37801) is running...
if_replay (pid 38186) is running...
--実行例ここまで--
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Linux版の環境で、「Ver.8.x」→「Ver.9.x」 や、「Ver.9.x」→「Ver.10.x」といった
メジャーバージョンアップを実施後、旧バージョンを起動しないようにしても、
上記コマンドで旧バージョンの動作確認をすると、プロセスが起動しているように
見える場合があります。
例:「Ver.9.x」→「Ver.10.x」のメジャーバージョンアップ実施後、
「# /etc/init.d/ifilter9 status」を実施すると、各プロセスが起動しているように見える。
「i-FILTER」はメジャーバージョンが異なっても同一プロセス名を使用しているため、
status確認の際は、"ifilter9" のコマンドを実行しても 「Ver.10」のプロセスを検知して結果を
返す挙動となります。この場合、"ifilter10" のコマンドを実行しても同様の結果となります。
実際に動作しているバージョンを確認するためには、該当サーバーの「i-FILTER」管理画面に
アクセスしてバージョン情報を確認するか、以下手順にてプロセスの動作ディレクトリを確認してください。
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1.コマンド結果から、 "if_proxy" プロセスのPIDを確認する。
※例として、上記結果の "38185" とする。
2.以下コマンドを実行する。 ※指定ディレクトリは1.のプロセスのPID
# ls -l /proc/38185/cwd
コマンド結果から、以下のようにプロセスが動作しているディレクトリが確認できます。
lrwxrwxrwx 1 root root 0 Dec 1 11:49 /proc/38185/cwd -> /usr/local/ifilter10/bin
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