対応OS: Windows
インストール時にセットアッププロパティを指定することで、初期設定を変更できます。
セットアッププロパティは以下の方法で利用が可能です。
• コマンドラインで msiファイル を実行
• インストーラーに含まれる batファイル を編集して実行
• MSTファイル を作成してグループポリシーで配布
■セットアッププロパティ一覧
パラメーター |
説明 |
設定例 |
自動
※1 |
SETUP_AC_SYSTEM_PROFILE |
ユーザー登録の実施
[0]:ログオンユーザーごと
[1]:インストール端末ごと |
SETUP_AC_SYSTEM_PROFILE=1 |
|
SETUP_AC_ACCOUNT ※2 |
「DigitalArts@Cloud」アカウント
アカウント別の指定が必要 |
SETUP_AC_ACCOUNT=test@daj.jp |
|
SETUP_AC_ACTIVATION_KEY |
アクティベーション認証用のキー
• 「SETUP_AC_ACCOUNT」または「SETUP_AC_USERID_DETECT_TYPE」 が設定されている場合
バックグラウンドでユーザーを登録します。
• いずれも設定されていない場合
ワンタイムパスワード入力をスキップします。 |
SETUP_AC_ACTIVATION_KEY=XXXXXXX |
|
SETUP_AC_USERID_DETECT_TYPE ※2 |
「DigitalArts@Cloud」ユーザー名を端末情報から入力する形式
取得した情報がメールアドレス形式に利用できない文字を含む場合、
10文字のハッシュ値に変換
[1]:Windowsへのログオンユーザー名@Windowsドメイン名
[2]:PC名@Windowsドメイン名
[3]:Windowsへのログオンユーザー名@agent
[4]:PC名@agent
[5]:Azure ADユーザー名@Azure ADドメイン名 ※3
[6]:PC名@Azure ADドメイン名 ※4
「SETUP_AC_ACCOUNT」が設定されていた場合、自動入力は無効 |
SETUP_AC_USERID_DETECT_TYPE=1 |
|
SETUP_SPID |
「DigitalArts@Cloud」のサポート ID【入力必須】 |
SETUP_SPID=XXXXXXXXX |
○ |
SETUP_VDI |
VDIモードフラグ
[0]:VDIモード OFF
[1]:VDIモード ON |
SETUP_VDI=1 |
|
SETUP_PROXY_AUTO_DETECT ※5 |
プロキシサーバーの自動検出フラグ
[1]:自動検出 ON
その他:自動検出 OFF |
SETUP_PROXY_AUTO_DETECT=1 |
|
SETUP_PROXY_PAC_URI ※5 |
自動構成スクリプト使用時のPACファイルアドレス |
SETUP_PROXY_PAC_URI=http://server/proxy.pac |
|
SETUP_PROXY_HOST_PORT ※5 |
LANにプロキシサーバーを使用する場合のアドレスおよびポート番号 |
SETUP_PROXY_HOST_PORT=proxy:8080 |
|
SETUP_PROXY_AUTH_NAME |
プロキシ認証時のユーザー名 |
SETUP_PROXY_AUTH_NAME=username |
|
SETUP_PROXY_AUTH_PASS |
プロキシ認証時のパスワード |
SETUP_PROXY_AUTH_PASS=password |
|
SETUP_GIDENV |
アンインストール時にユーザー登録情報を残す
[0]:ユーザー登録情報を残す(デフォルト値)
[1]:ユーザー登録情報を残さない
[2]:ユーザー情報を消すか聞く |
SETUP_GIDENV=1 |
|
SETUP_USE_DNS_PRIV |
通信先がプライベートネットワークの場合に名前解決するかどうかを選択
[0]:名前解決しない(デフォルト値) ※6
[1]:名前解決する |
SETUP_USE_DNS_PRIV=1 |
|
SETUP_IMPORT_CERTLIST_ INTERVAL |
SSL/TLS証明書の自動インポート実行間隔
[0]:自動インポートを実行しない
[1] ~ [24]:自動インポート実行間隔 [ 時間 ](デフォルト値:24) |
SETUP_IMPORT_CERTLIST_INTERVAL=12 |
|
※1 「DigitalArts@Cloud」管理画面のbatファイルで自動埋込みされる項目です。
※2 統合管理画面の「基本設定」>「共通設定」>「エージェント」で「ユーザー登録時のユーザーIDを指定する」にチェックを付けていた場合、「ユーザーID」で指定した指定方法が優先され、本設定は無効となります。
※3 "whoami.exe /UPN" で取得できるアカウント名となります。
※4 PC名に "whoami. exe /UPN" で取得できるアカウントのドメイン名部分を連結した形式となります。
※5 プロキシに関する設定は、➀「SETUP_PROXY _AUTO_DETECT」、➁「SETUP_PROXY _PAC_URI」、➂「SETUP_PROXY _HOST _PORT」の優先順で設定されます。
※6 PACスクリプト等で、プライベートネットワークのホストURLへの通信が i-FILTER@Cloud のプロキシを経由しないように設定してください。
■参考:セットアッププロパティ指定例
コマンドライン
>acsetup.msi SETUP_SPID=XXXXXXXXXXXXXXXX |
batファイル
@echo off
.\bin\acsetup_v1_30_1.msi ^
SETUP_AC_ENTRY_URI=https://manage.digitalartscloud.com/ ^
SETUP_SPID=XXXXXXXXXXXXXXXX ^
SETUP_GIDENV=0 ^
/l*xv "install.log" |
▽参考FAQ
「i-FILTER@Cloud」Windowsエージェントのインストール時に使用するinstall.batを編集する際に注意点はありますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=6578