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  FAQ_ID:6219
Business > i-FILTER Ver.9/Ver.10/Reporter > その他
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Business > D-SPA > i-FILTER for D-SPA
 
JVN#33214411『i-FILTERにおける失効したサーバ証明書の検証不備の脆弱性』の影響および対応方法を教えてください
JVN#33214411『i-FILTERにおける失効したサーバ証明書の検証不備の脆弱性』が、
2022/3/4 にJPCERT/CC、情報処理推進機構(IPA)から公開されています。

■対象製品
「i-FILTER」Ver.9 / 「D-SPA」Ver.3
 2022/3/3 リリースの「i-FILTER」Ver.9.50R11 にて対策済みとなります。
 
「i-FILTER」Ver.10 / 「D-SPA」Ver.4
 2022/3/3 リリースの「i-FILTER」Ver.10.45R02 にて対策済みとなります。
 
「i-FILTER ブラウザー&クラウド」MultiAgent for Windows
 2022/3/3 リリースの「Ver.4.93R05」にて対策済みとなります。
 
■影響
 失効したサーバ証明書の検証不備の脆弱性があり、その影響で
 中間攻撃(man-in-the-middle attack)による暗号通信の盗聴などが
 行われる可能性があります。
※[オプション / SSL Adapter / 基本設定] の「サーバー証明書確認」にて
 「証明書を確認する」設定の場合に影響があります。 

 
■対応方法
 最新版へのアップデートを実施してください。
 
 ●「i-FILTER」Ver.10 / Ver.9 について
 以下FAQの『アップデート(マイナーバージョンアップ)』を確認してください。
 
   FAQ:「i-FILTER」アップデート(マイナーバージョンアップ)、
   メジャーバージョンアップの実施手順や注意点などをおしえてください
 
 アップデート後、「i-FILTER」の管理画面 [オプション / SSL Adapter / 基本設定] から
 「証明書の失効状態を確認する」を有効化してサービスを再起動してください。

   FAQ:「i-FILTER」サーバー証明書確認の『証明書の失効状態を確認する』機能
   について教えてください
   (「i-FILTER」Ver.9.50R11 / Ver.10.45R02 で追加された新機能です。)

 なお、「サーバー証明書確認」が「証明書を確認しない」に設定されている場合は
 「証明書を確認する」へ変更することで、証明書の確認が「i-FILTER」にて行われるようになります。
 
 この場合はルート証明書もあわせて設定する必要があります。
 以下FAQを参照してください。
 
   FAQ:「i-FILTER」HTTPSサイトのサーバー証明書確認に使用する
   『ルート証明書』はどのように設定しますか

 
 ●「i-FILTER ブラウザー&クラウド」MultiAgent for Windows について
 以下FAQの「Windows版について」を確認してください。
 
   FAQ:「i-FILTER ブラウザー&クラウド」アプリのアップデート方法を教えてください
 
 さらに、操作マニュアル[2-10-4 SSL デコードを設定する]における
 『「i-FILTER ブラウザー&クラウド」で証明書の確認を行う』に従って、
 [i-FILTER ブラウザー&クラウドで証明書の確認を行う]のチェックをONにします。

 
■補足事項:アップデートの優先度について
 ・SSL Adapter(SSLデコード)が有効な状態でHTTPSサイトへアクセスした際に、
  失効したサーバー証明書の検証ができない(=警告画面を出せない)状態となりますので、
  早急に製品アップデートすることを推奨します。

 ・SSL Adapter(SSLデコード)機能が有効であっても、「サーバー証明書確認」が
  「証明書を確認しない」に設定されている場合も本脆弱性の影響は受けません。
  しかしながら、「i-FILTER」が接続するサーバーのSSL証明書が不正であっても、
  クライアント側には証明書警告画面が表示されず、閲覧が可能な挙動となります。
  そのため、製品アップデートを行い、「サーバー証明書確認」を「証明書を確認する」へ
  変更することを推奨します。

  「サーバー証明書確認」が「証明書を確認しない」に設定されている場合の影響は
  以下FAQを参照してください。
 
   FAQ:「i-FILTER」i-FILTERで証明書の確認を『行わない』場合、
   どのような動作になりますか


 ・SSL Adapter(SSLデコード)機能を使用していない場合は、本脆弱性の影響は受けません。
 ・SSL Adapter(SSLデコード)機能の利用有無にかかわらず、「i-FILTER」をICAP Serverとして
  利用されている場合には、本脆弱性の影響は受けません。
 
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