対応OS: すべてのOS
m-FILTER管理画面の [オプション > バックアップ・リストア > 設定ファイル] で実施できます。
「m-FILTER EdgeMTA」の設定のみをバックアップ・リストアすることはできません。
例として、「m-FILTER EdgeMTA」を新サーバーに移行するときの
バックアップ・リストアの手順を以下に記載します。
手順:
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設定ファイルのバックアップ
「保存」ボタンをクリックします。
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「m-FILTER EdgeMTA」のインストール
新サーバーに「m-FILTER EdgeMTA」をインストールします。
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設定ファイルのリストア
手順1でバックアップしたデータの「リストア」ボタンをクリックします。
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「m-FILTER」の再起動
「m-FILTER」を再起動します。
「m-FILTER」の再起動が終了すると、「m-FILTER EdgeMTA」の設定がリストアされます。
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設定データの移動
旧サーバーのOSが「Red Hat Enterprise Linux 7」で新サーバーのOSが「Red Hat Enterprise Linux 8」の場合、
mariadb 設定のファイル名が異なるため、以下を実行します。
[mysqld]
character-set-server = utf8
secure-file-priv = "/usr/local/edgemta5/dmarc_report/csv"
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注意:
リストア中は、「m-FILTER EdgeMTA」の動作が止まります。
そのため、リストア中にメールを送受信できない可能性があります。
EdgeMTAサーバー設定画面の「EdgeMTAサーバー」の「アドレスリスト」もリストアされます。
バックアップ時と「EdgeMTAサーバー」の構成に差異がある場合、以下のことにご注意ください。
・バックアップ後に「アドレスリスト」に追加したアドレスがある場合
追加したアドレスは「アドレスリスト」にリストアされません。
そのため、対象のアドレスのサーバーが「アドレスリスト」には存在しないが、「m-FILTER EdgeMTA」の設定が残る状態となります。
必要に応じて、対象のアドレスを「アドレスリスト」に追加してください。
追加しない場合、対象のアドレスのサーバーが社内外からメールを受信しないようにネットワーク構成を見直してください。
・バックアップ後に「アドレスリスト」から削除したアドレスがある場合
削除したアドレスも「アドレスリスト」にリストアされます。
必要に応じて、対象のアドレスを「アドレスリスト」から削除してください。