対応バージョン: m-FILTER Ver.5.80R01~
対応OS: すべてのOS
設定ファイルで指定したメールについて、「Anti-Virus & Sandbox検査」または「Anti-Virus & Sandbox検査のパスワード入力」を
以下の条件で除外することが可能です。
・差出人メールアドレス
・宛先メールアドレス
・添付ファイル拡張子
●Anti-Virus & Sandbox検査から除外する場合
必要に応じて、[インストールディレクトリ]/tenant/default/conf/ にある以下の設定ファイルの設定値を変更してください。
ファイル名 |
役割 |
ExcludeAVSbFromAddress.txt |
Anti-Virus & Sandbox 検査から除外する差出人メールアドレスリスト |
ExcludeAVSbToAddress.txt |
Anti-Virus & Sandbox 検査から除外する宛先メールアドレスリスト |
ExcludeAVSbExtention.txt |
Anti-Virus & Sandbox 検査から除外する拡張子リスト |
※Anti-Virus & Sandbox 検査から除外した場合、危険なファイルであっても未検査状態でメールを受信する可能性があります。
※いずれの設定ファイルも以下の仕様となります。
・改行区切りで記載します。
・最大200個まで記載できます。
・大文字小文字は区別されません。
・重複した設定は合わせて1つとカウントされます。
※拡張子を記載する場合、先頭文字が「.」(ピリオド)である必要があります。
※設定ファイルの格納およびファイル更新に伴う反映は、自動的に行われます。再起動は不要です。
※設定ファイルに記載した1つあたりの設定値は、完全一致で判断されます。
※差出人メールアドレス、宛先メールアドレス、拡張子は1つでも設定値にあてはまれば、Anti-Virus & Sandbox 検査から除外されます。
●Anti-Virus & Sandbox検査のパスワード入力から除外する場合
必要に応じて、[インストールディレクトリ]/tenant/default/conf/ にある以下の設定ファイルの設定値を変更してください。
ファイル名 |
役割 |
ExcludeInputPassFromAddress.txt |
Anti-Virus & Sandbox 検査のパスワード入力から除外する差出人メールアドレスリスト |
ExcludeInputPassToAddress.txt |
Anti-Virus & Sandbox 検査のパスワード入力から除外する宛先メールアドレスリスト |
ExcludeInputPassExtention.txt |
Anti-Virus & Sandbox 検査のパスワード入力から除外する拡張子リスト |
※パスワード入力が必要なファイルを検査した場合、Anti-Virus 検査に失敗するなど検査結果が正しく得られなくなります。
※いずれの設定ファイルも以下の仕様となります。
・改行区切りで記載します。
・最大200個まで記載できます。
・大文字小文字は区別されません。
・重複した設定は合わせて1つとカウントされます。
※拡張子を記載する場合、先頭文字が「.」(ピリオド)である必要があります。
※設定ファイルの格納およびファイル更新に伴う反映は、自動的に行われます。再起動は不要です。
※設定ファイルに記載した1つあたりの設定値は、完全一致で判断されます。
※差出人メールアドレス、宛先メールアドレス、拡張子は1つでも設定値にあてはまれば、Anti-Virus & Sandbox 検査のパスワード入力から除外されます。
特定の差出人をAnti-Virus & Sandbox検査のパスワード入力から除外する場合は管理画面からも設定できます。
以下のFAQページを参照してください。
▽参考FAQ
「m-FILTER」『m-FILTER Anti-Virus & Sandbox』によるパスワードロックされた添付ファイルの検査(パスワード入力依頼)の
除外対象にしたいメールはどのように設定しますか
https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=6963
なお、除外対象とした場合は、
SMTPアクセスログカラム「63:Anti-Virus & Sandbox による検査結果」には「8:除外」が記録されます。
ホワイトリスト該当や送信メールである場合など、Anti-Virus & Sandbox 検査の対象外である場合は、
「0:検査していない」が記録されます。