対応バージョン: m-FILTER Ver.4 / Ver.5
対応OS: すべてのOS
同時にSMTP受信/POP受信するメールの最大数である『メール最大同時処理数』の設定値を増やす場合は、
サーバー搭載メモリに余裕があるかについて確認してください。
「m-FILTER」がメールを受信すると、最大でメールデータの3倍程度のメモリを消費しますので
こちらを考慮する必要があります。
また、運用環境や使用状況によってはCPUへの負荷が上がることもあります。
現在運用中の場合は、設定値を一度に大きく増やすのではなく、様子を見ながら徐々に増やすことも検討してください。
『メール最大同時処理数』をなるべく大きくしておきたいが搭載メモリに不安がある、といった場合は、
『メモリ使用量制限』の設定を行うことで「m-FILTER」が消費するメモリ使用量を制限することも可能です。
メモリ使用量が「メモリ使用量制限」の値に達した場合、『メール最大同時処理数』に空きがある場合でも
新規の受信処理を待ち状態にする挙動をとります。メモリの空きができ次第、順次受信されます。
●設定箇所(SMTP)
[オプション > SMTPサーバー > SMTP(S) サーバー共通設定]
・「メール最大同時処理数」 ※1~1000 / 初期値 100
・「メモリ使用量制限」 ※0~8192000 / 初期値 0(制限なし)
●設定箇所(POP)
[オプション > POPサーバー > POP3サーバー共通設定]
・「メール最大同時処理数」 ※1~500 / 初期値 100
・「メモリ使用量制限」 ※0~8192000 / 初期値 0(制限なし)